2019年に今年やりたい事として書いたアナログ時計移植がようやく完成です。

1年間、長かった…。まぁ実質10か月くらいは放置してたんですけどね←
でもひとまず形には成ったので、今回の製作工程を振り返ります。
■1.時計選定
アナログ時計の移植を検討するにあたって、まずは移植可能な時計を探しました。
しかしこれが意外と見つからない!
確かに世の中にはアナログの車載時計は色々ありますが、安物は故障が怖い(というか取り換えが面倒)だし、メーカー純正品はどれもブランドロゴが入っていたりして使いたくない。
そんな中でデザインも良く唯一使えそうな時計がMercedes-BenzのAMG仕様に搭載されているIWC製アナログ時計でした。
ただまぁAMG仕様に搭載されるだけあって値段もなかなか。普通にネットショップで買ったら6~8万円位?
流石に高っけーなオイ(;'∀')
てな訳でケチな私はeBayで最安値2万2500円の物を買いました…が、届いたものは表面のレンズに擦り傷があるアウトレット品!
いやまぁ多少の傷ありとは書いてあったけど、まさかガッツリレンズに傷だったとはorz
もう後で磨くからいいや(#^ω^)
■2.動作方法の検討・検証
とりあえず何であれ物が来たのは良いけど、車内での動作方法を検討しなければなりません。
事前情報からこの時計の時刻合わせとLEDバックライト点灯はECU制御でしか出来ないのは把握しているので、他の方法でバックライトを作動できないかバラして検証していきます。
因みに時刻合わせはLINのプログラムが組めないので諦めました。
代わりに電源投入で毎回12時に時刻合わせする動作を利用し、時計外部に電源ボタンを設置して12時ちょうどに電源投入し時刻合わせをする方法にします( ̄▽ ̄;)
検証も超アナログの素人実験。
基盤を見てもどんな回路でどれが抵抗やら分からないので、破損覚悟で直接LEDに電気を流し込みます←
この為にLED点灯チェッカーも導入です。
とりあえず点灯したのでコレを利用する方向で検討します。バックライトのLEDはイルミ連動で確保します。
そうなると次は、時計に12V電源を供給しながらLEDを点灯して安全か実験します。
もはや博打ですね←
時計に電源を供給する為、昔工作した時に余ったコネクタ端子を活用します。たまたまあって良かった。
そんなこんなで点灯実験。
電源投入!LEDにも通電!………あれ?光らない?
あ、LEDに逆に繋いでる!……あれ(中略)
実験終了(死亡確認)
予想通りどうにもなりませんでしたorz
ま、まぁこういう事態はある程度予想していたので、プランBに移行です←
■3.プランB - バックライト新設計画
純正のバックライトは使い物にならなくなったので、新たに基盤にLEDを仕込みます。
既存の基盤を改良してLEDを仕込む技術なんて無いので、シンプルに基盤の上に被せます。
そこでこのシール基盤を利用しました。
これならかさばらずに基盤をケースに収められます。
あとLEDと元基盤の接触も考慮して、絶縁テープで縁切りします。
見た目は汚いけど機能さえ果たしていればヨシ!←
あとはシール基盤を切り欠き、LEDを取り付けていきます。
因みに今回はせっかくなので色替え出来る様、2色のLEDを仕込みます。
小さいと色々作業しづらい。でも何とか基盤には収まりそうです。
では文字盤を付けて点灯!
白は完璧な光り方!
赤はLEDの位置が悪いこともあり文字盤が見えずらいかな( ̄▽ ̄;)
でもまぁ雰囲気はあるからいいや←
色々あらはありますが、とありえずコレで時計の加工は完了です。
続いてまたまた大変な木枠ケースの製作に取り掛かります。
Posted at 2020/03/16 23:51:08 | |
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