
307以降のプジョーはドアの外周シルエットがよく似ています。そしてそれは他のどのメーカーのものとも似ていないように思います。
試しに兄弟分のC5と比べてみると、ほらね。全然違うでしょう?
カプセルのように弧を描いているこのシルエットが私は大変気に入っています。
さて、このドアには秘密があるんです。ショウルームで見ていた頃から気になっていたのですが、どうも
水平に開いていない ようなんです。
「なんでかなー」って考えて、ドアを開けたり閉めたり繰り返していてなんとなくわかったような気がします。
ドアの回転中心より前側の長さには限度がある。・・・多分。
ドアを開けると前側の部分は車体の内側に入り込みますが、あまり長いと当たっちゃいそうです。内側の柱に。
それともうひとつ、
ドアの回転中心より前側の長さは短すぎてもいけない。・・・多分。
ドアの上下の所って短くなっています。逆に前のフェンダーが長いです。開けると前のフェンダーとの隙間が狭いです。これよりも短くすると(フェンダーを長くすると)当たっちゃいそうです。
そうだとすると、もう回転中心を傾けるしかないんじゃないでしょうか。プジョー君の場合。で、ちょっと斜めに開く。
それが大変なことなのかどうかわかりませんが、他にやっているメーカーがあまりないあたり、
プジョー君のこだわりかなあって思います。
フロントウィンドウを思いっきり傾斜させて、それでもドアは天井からウィンドウに沿って流れるようにサイドシルまで弧を描く。 うーん、
やっぱりカッコいい。
Posted at 2007/11/30 22:54:49 | |
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407SW | クルマ