ジムニー JB64 JB74 ツイーターブラケット完成(その一)

苦節2年　ようやく完成しました。
パイオニアのTS-F1640S、TS-C1630Sの付属ツイーター専用設計です。
トライ、エラーを繰り返し、たどり着いたのは昔ながらのポリウレタン樹脂での一体成形でした。主に試作品や少量生産の模型などに使われる生産方法です。jb64の部品でも有名メーカーさんがバンパーとか出してますね。
自分でも驚くくらい丈夫な物が出来ました。

一番のこだわりポイントは、この取付位置の高さと幅です。
ピラー取付の高さと、ミラー裏取付の幅を手に入れる事の出来るズルい場所です。しかも垂直方向でドアスピーカーとマグネット位置が軸上近くなるとか。
取付角度も視聴を繰り返し、ベストな角度を探しました。
垂直方向はドアスピーカーと同じ地面に対してほぼ直角
水平方向は広がりはあるが音像は張り付かない角度にしています。
四角いボディは素直ですね。

F1640ツイーターの運転席視点です。
視界の妨げも無く、自画自賛で申し訳ないですが、ナチュラルで斬新なデザインだと思っています。
意匠登録は出願済みです。
これを参考に自作される方は問題無いですが、デザイン真似て商売される方は例え他車種でも訴えるかもです。

こちらはCシリーズのツイーターです。
同じ時間に撮影したのに左側だけ夕暮れですねぇ
写真って難しい

サイドウインドウ用のデフロスターもツイーターがこの場所なら邪魔しません。
まぁ邪魔する所に取付しても、よほど大丈夫だと思いますが、万が一の事を考えると、やはりデフロは邪魔をしない方が良いです。

車両の外からはカロのロゴがさりげなくアピールしてます。
後で記載しますが、ブラケットにツイーターの位置決めリブを作っているので、強制的にロゴ見せです。見せてやって下さい。

ドアを開けるとこんな感じです。中々ギリギリで制作しています。

エーテル型ポリウレタン樹脂という素材
靴や鞄、レインコートに使われているポリウレタン樹脂とは違います。2〜3年で加水分解とかは無いですが、保護の為、塗装は必要です。
離型剤落としと耐久テストの為、
1時間程煮沸しましたが、丈夫でした。
ですが、65度以上で長時間放置とかは良く無いそうなので、炎天下はサンシェード等は必要だと思います。
(その二)では構造のほうを書きますので、よかったら見てやって下さい。