先週の日曜日、友人より一本の電話が入った。
「解体屋にFDが落ちてて、エグゼのマフラーつけとったけど、いる??抜けてるかも知れないけれど・・・」
今現在はマツダスピードのマフラー。悪いものではなく、マツダスピードがFDのパーツの取り扱いを終了してしまった為、一部ではプレミアが着いているらしい。
多段膨張式サイレンサーなので音量は殆ど純正と変わらない。
だったら今後更に法律が厳しくなって、スポーツマフラーが規制されたときにこれを使えば良いじゃない。
と言う事で、我が家へ送料着払いで送ってもらった。2000円でエグゼのマフラーが手に入るなんて夢のようだ。
金曜日の20:00に到着し、厳重に施された梱包を力任せに開梱。何事も丁寧な友人らしい細かな配慮なぞ、この時ばかりはどうでもええ。
ヤードに置かれてあまり時間が経っていなかったらしく、錆びや腐りは皆無。テールエンドにピカールを塗布し、中庭に持って行って只管磨く、磨く、磨く・・・
そして本日何気なく、前回ナイトのマフラーからマツダスピードのマフラーに交換した時、多めに発注しておいた手持ちのガスケットを当ててみると、なんと純正ガスケットが装着可能だった。
これは思わぬ発見。思い立ったが吉日、自分で交換してみた。(SFに発注しているものは、後日I藤さんに譲渡決定)
前回のマフラー交換では、フランジ部分のボルトが固着していた為、かなり酷い目にあったが、今回は非常にスムーズにフランジのボルトを外すことが出来た。前回の作業時に新品のボルト&ナットに交換して頂いたのが幸いだった。
そしてマフラーハンガーから外すのもスムーズに行けば良かったのだが、これはかなり苦労した。力任せに抜こうとしても、先端には抜け止めがあるのでこれが結構苦労する。
某社製浸透潤滑材を適量噴射し、冷えた麦茶を飲んで暫く休憩。
前回もそうだが、下に潜って作業を行っていると色んな人が話しかけてくる。
「暑いのによーやるねー」「何しよん?」「壊しんさんなよー」「他にも何か弄っとるんじゃろ?」地域柄、方言が非常にキツイ地域なので、ほぼ90%の確率で広島弁だ。またマツダ社員の方も多く、洗車や整備をしていても良く話しかけれられる。
大抵よく自分の体がこの車に収まることを不思議に思われるが・・・
10分ほど放置した後作業にかかると、あら不思議。
あんなに苦労したのが嘘のように素直に外れてくれた。科学の力は偉大じゃねぇ。メーカーさんに御礼状を書きたい気持ちで一杯だった。
その後は10kg以上あると思われるマフラーを抱えて車の下から這いずり出て、多少は軽いエグゼのマフラーを抱えて車の下に潜る。
苦闘15分
そこにはエグゼのステンレスマフラーを装着したRX-7の姿が!!
昼間からビールを飲んでいる親父を呼んでエンジンをかける。
うん、この音量ならば問題なさそう。マツスピのマフラーの音量を、少し大きくしたくらいだ。
総作業時間90分。
ディーラーでは8000円はかかる作業を自分で行った達成感と、また一つこの車を知ることが出来た喜びが、今日の作業にはあった。
ような気がした。
Posted at 2008/06/01 18:32:35 | |
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作業記録 | クルマ