2009年05月13日
車の納車時には「ずっとノーマルで乗る。マフラーすら純正に戻したい」と思っていたのに、いつの間にか数々のパーツを装着し、立派な車馬鹿と言われそうですが、一つだけブレないようにしているイメージがあります。
それは”スポーツリセッティング”
日産系ワークスブランドのNismoでは当たり前のように出て来る言葉です。
しかし寂しいかな、マツダにはマツダスピードがあるのに既にRX-7の製品開発は終了してしまっており、パーツの供給も在庫限りとなってしまっています。
(某ブレーキキャリパー用のパッドは2008年に補修部品として生産されたようですが)
車自体も生産終了から7年余りが過ぎて、前期中期のオーナーだけでは無く、後期モデルのオーナーでさえ「リフレッシュ」の文字が脳裏を過ぎる頃ですが、悲しいかな痛みやすいゴムブッシュの類は純正品以外ですとピロボールなどの所謂「走り」に振ったアフターパーツが多いのが現状です。
マツダスピードでは強化(ゴム硬度を上げた)ブッシュがラインナップに上がっていましたが、それらも殆ど無くなってしまったと聞きます。
前置きが長くなりましたが、チューニングとは語源を辿ると「調律」であり、カスタマイズとは「変更」です。両方ともバランスが大事です。マフラー一つ、エアクリーナー一つでもバランスを崩す事になります。
ターボ車で純正装着品よりも排気効率の良いマフラーに変えるとオーバーシュートが発生しますし、上昇した排圧により触媒にダメージが行きます。
エアクリーナーも純正エレメントと交換するタイプの物であればエアボックスをそのまま使うことが出来るので吸気温度上昇は免れますが、剥き出し式エアクリーナーではエンジンルーム内の熱気を吸ってしまうので、サーキット走行以外にも使用するのであればメリットよりもデメリットの方が目に付きやすいのではないでしょうか?
そう考えると、純正が全てに置いてバランスが取れているのでしょう。
寿命、信頼性、公共性、環境適合etc...
しかし、純正のままで乗っていると不満が出てくるのは確かです。
私が一番最初に不満があったのがシートでした。
純正シートだとメーターにステアリングが被さってしまい、まともなポジションでは運転できない状況だったので真っ先にシートをフルバケットシートへ変更いたしました。
そこが始まりだったと思います。
自分の都合の良い様に手を入れて行くと、どんどん加速していってしまう。
方向性を見失う事無く、これからも末永く車と付き合って"生きたい"ものです。
Posted at 2009/05/13 23:45:26 | |
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