10年越しのデジタルアンプ

年末から連日、半田ゴテを握ってます。

一連のオーディオ類の改造が終わり、部品箱を整理していたら、約10年以上前に買ったデジタルアンプキットが出てきました。

このキットはトライパス社のTA2020を使用しており、当時は100万円の超高級アンプより音が良いと話題をまいたICをつかっています。

当時、ぺるけさんのホームページに巡り会った事もあり、真空管アンプに傾倒して、放置していました。

開封もしていません。



プリント基板と部品一式が付属しています。
値札は5,980円とプリントされています。
確か、秋葉原の若松通商で購入したような記憶があります。



改造したアナログアンプとの絶好の比較チャンスです。
製作する事にしました。




ICのピン数が多くて、基板の穴と合わせるのに苦労しました。


いきなり完成😆で、しかも仮でケースに入れました。
コンデンサーなどは一連の改造した物と同じ、PanasonicのECHUや日ケミの高分子固体コンデンサーを使いました。
入力抵抗は、なんとビシェイのVSRです。
贅沢仕様です😄



電源は12V2Aは必要との事で、古いノートパソコンのスイッチングACアダプタを使ってみましたが、スイッチングノイズが入ります。

そこで、12V1Aですが愛用の秋月電子のスイッチングACアダプターを使ってみたらノイズはなくなりました。


肝心の音がですが、非常にクリアです。

なんかスッキリ、クッキリという感じで、これはかなり良いです。

使っているスピーカーが小型なので、高域に対して低域が弱いです。
そこで、バスブーストを付けて改造しました。

バランスが良くなり、やるな、デジタルアンプって感じです！


常用しても良いくらいですが、やっぱり、ぺるけさん設計のツアラーのほうが音が綺麗というか、色気があります。


でも、コレ、部品の比較試聴に使えます😄