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ハイウェイスペシャルのブログ一覧

2025年02月20日 イイね!

スピーカーの改造

スピーカーの改造去年末に体調を崩して、年明け早々に入院となってしまいました。
退院しましたが免疫力が弱い為、外出を控えています。

そこで、ヤフオクで落札したバブル時代のスピーカー 「ONKYOのD200Ⅱリバプール」を改造したので掲載します。

まず、到着して試聴してみたら音がペラペラで「こりゃ、失敗した」です。
フルレンジスピーカーを使用してきたので、駆動アンプ側でBass Boostを掛けていますが、それでも低音不足でがっかりしました。

その後すぐに入院してしまい、しばらく放置状態でした。
折角購入したので改造してみることにしました。

これから色々といじるので、何度もスピーカーユニットの脱着を繰り返すと木部のネジ穴がバカになってしまうので、木ネジをやめます。


バッフルにムラコシ精工社製の鬼目ナットEタイプをねじ込んで、ボルトでガッチリ固定できるようにします。ウーハー側とツイーター側の両方を加工しました。ウーハーはM5、ツイーターはM4です。




次にやったのは、ツイーターのネットワークに4.7Ωの抵抗を直列に入れて、約5dBレベルを落としました。


これでかなり聴けるようになったので、エンクロージャー内部に吸音材のサーモウールをタップリと充填したところ、さらに良くなりました。


しばらく聴きこんでいると特定の曲のボーカルの高域、具体的には松田聖子の【あの輝いた季節】の「かがや"イ~~~"」の部分が耳に突き刺さります。

グライコで4kHzを下げると良くなるので、それで我慢していました。
しかし、どうしてもハードドームツイーターであるプラズマカーボナイト振動板のキンキンした音が好きになれません。(ONKYOの関係者だった皆様、ゴメンナサイ)
ユニットの裏側にPARC Audio製の制振材を貼り付けましたが、効果が全然わかりませんでした。こればっかりはブラシボー効果が効きません。






またユニット裏側のフレームに自己融着テープ(ブチル製)を巻いて、鳴きを防止してみましたが、これまた効果がありませんでした。

こりゃ何しても気質はかわらんのでダメだな。もう箱からスピーカーを作ろうかなと思っていました。ざっと試算すると18cm 2Wayで7万円もかかります…

ところが夢で、「ツイーターをソフトドームに換えればいいのだ」と神のお告げがありました(笑)

なるほどその手があったか…
純正のツイーターのフランジ外径は110mmです。バッフルには、面一に取り付ける為に、深さ7mmのザグリが入っています。

探してみると「Dayton Audio DC28F-8 クラシックシリーズ 28mm ソフトドーム ツィーター」が、外径110mmでピッタリです。


フランジの厚みが4mmなので、3mmのスペーサーを作れば面一になりす。
もうこれしかない! 横浜ベイサイドネットにて@6,457円×2個で購入しました。

外観を見るとシルクのドーム部がモロに露出しており、まさに剥き出し状態です………
一番デリケートな部分なのに😆


これではサランネットを外していると、うちの猫にやられる可能性大で保護カバーが必須です。
以前はヤフオクで手作りの金属製ネットが出品されていましたが、今はもうありませんでした。
そこで、既製品のスピーカー用保護ネットを購入して、金属の網のみ利用します。

[ネグエス] スピーカーグリル スピーカーカバー 車 スピーカー 汎用 2個セット 取付ネジ8本付属 2インチ ブラック
Amazonで1,170円でした。


外周は、1mm厚のゴムシートを丸く切って、網の端をサンドイッチしました。


で、出来上がったのこれです。


いい感じです。どこでも売っているナイスタックの両面テープで貼りつけました。


早速、ネットワークはオリジナルのままでツイーターを交換しました。
バッフルに対して面一にするために、家にあったMDFの3mm材を加工してスペーサーを製作しました。
大きな円は、オルファ製のコンパスカッターで強引にカットしました。


早速試聴した結果、なんと大成功です!
キンキンしてどうしても気に入らなかった高域が、柔らかくなって長時間聴いても疲れません。
いや~、こんなにうまくいくとは思いませんでした。
俄然、やる気スイッチが入りました。

ツイーターの外観が黒なので、ウーハーの化粧板のメタルがやけに不自然に見えます。思い切ってつや消し黒に塗装しました。

その際、化粧板の取り付け穴を拡大して、ボルトが直接ユニットの金属フレームに当たるようにしました。
オリジナルは樹脂製(表面だけ金属プレート)の化粧板を介しているため、ガッチリ固定できません。(強く締めると受けの樹脂部が破損しそう)
化粧板の固定は、接着剤でユニットに接着しました。





表面をよく脱脂した後、ミッチャクロンを軽く吹いた後に本塗装をしました。家にあった、つや消し黒を3回ほど吹きました。
これで、面構えがブラックとなり統一感がでました。
本当はリバプールの金ピカのラベルも撤去したいのですが、躊躇しています。
ツイーターを交換してもうリバプールではないので、外してもいいかなあとは思います。


さらにスピーカーターミナルも改造します。オリジナルはケーブルの芯線をねじで締めあげる方式で、どでかい穴が開いていますが、これはそのうち緩んでくるので嫌いです。(再びゴメンナサイ)


最初は市販の独立型のターミナルをべニア板を介して取り付けてみたのですが、Yラグとの接触面積が少ないので、ボツにしました。


色々とスピーカーターミナルを探してみましたが、よさげなやつは価格がバカ高いし、どうも納得できるものがありません。

すると、またまた夢で「配電盤用の端子台を使いなさい」と神のお告げがありました。

なるほど! それならYラグがガッチリと固定できます。そうゆう目的で作られていますから当然です。

2極で、裏が半田付け用になっている、おあつらえ向きの製品がありました。
サトーパーツの端子台 ハンダ付け用 ML-50-S1AXF ネジ式 です。
モノタロウで@340円です。安くて最高!




折角なので、MDFの12mmを近所のホームセンターで買ってきました。(外出は約二カ月ぶりでした)
早速カットして穴あけして塗装しました。
エンクロージャーへの取り付けの際には、厚さ1mmの梱包用保護シート(180円)でパッキンを作りました。


早速取り付けてみると、最高です。ドライバーで端子のネジを締めるので、ガッチリと端子を固定できます。最初はYラグを考えていましたが、丸型端子の方が接触面積が多いのでこちらにしました。電気工事用のニチフ製です。






これは、もう音を聴く前から良い結果が見えています。
試聴では「なんとなくざわざわした感じ」が無くなり、静かになりました。
一段と聴きやすくなり、眠くなってくるので狙い通りです。
う~ん、やっぱり接点って効きます。

ところで、ユニットへの結線部はよくあるファストン端子です。
これがまた固くて扱いにくいのと接触面積が疑問なので、ユニットと配線を半田付けして、中継用のJST製SMコネクターを取り付けています。


スピーカー端子の結果から、JSTのSMカプラーをやめて直結にしたくなります。
しかし、まだ色々といじるには不便なので直結化は最後の楽しみに取っておきます。

さて、次なる改造はいよいよネットワークに手を出します。
30年以上前の製品なので、コンデンサーのみを新品に交換しました。






しか~し、折角コンデンサーを交換したばかりですが、クロスオーバー周波数を下げて、ボーカル域をツイーターでカバーする事を思いつきました。(もっと早く気づけよ!)
オリジナルは2.4kHzの18dB/octですが、これを1.5kHzの12dB/octに変更します。

なぜ18dBにしないのかは、部品点数が増えてコストがかかるのと、コイルやコンデンサーが増えることでの音質劣化を避けたいからです。

愛用のKiCADでプリント基板を設計して、いつも使っているELECROW社に基板を発注しました。



オリジナルの内部ケーブルが、ツイーターのプラスが赤、ウーハーのプラスが青なので継承します。
ツイーターのネットワーク基板は赤、ウーハー用は青にしました。

素子は、コイルは価格が一番安いコイズミ無線でJantzenAudioの空芯コイルを注文。コンデンサーの大きい容量はコイズミ無線でPARC Audioの電解コンデンサー DCP-C001シリーズにしました。
電解だけだと心もとないので、伝家の宝刀PanasonicのECHUやルビコンのPMLCAPも使用しました。
オリジナルのネットワークではツイーターにアッテネーターは不要でしたが、何となく予感がして、オプションでアッテネーターの抵抗を装着できるように設計しました。


ようやく完成して試聴すると、いやいや自作ネットワークのブラシボー効果もあって最高です。ボーカルとコーラスのハモリがよくわかる様になりました。
しかし、高域が強いので-7dBの抵抗を追加しました。予感的中です。

いよいよ改造も終盤に入りました。今度はスピーカーに使用している全てのボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット、端子板を留めている木ネジまで全て「チタン」に変更しました。

因みに、スピーカーエンクロージャーの底には、10mmのでか穴を2つ開けており、スピーカースタンドとM8のボルトでガッチリ固定しています。このボルトも64チタンにしています。

これは地震と、猫が上面に乗って倒された経験があるので対策です。
音的にも低域が締まって非常に効果があります。

チタンにするとこれまたブラシボー効果たっぷりで、音が静かになりました。
楽曲を聴いているとますます眠くなり、落ちそうになります(笑)。

これでほぼ完成です。しばらく聴きこんで、もうこれでよいとなったら、例のカプラーを止めて直結にする予定です。

今回のスピーカー改造の反省点は、ツイーター用のネットワークの定数を間違えて、空芯コイルを2度も交換した事です。(全く~、涙)

まだまだ寒く、体調は完全ではありませんので、しっかり養生したいと思います。
春になって暖かくなった頃には車いじりが再開できるといいなあ。

それでは!
Posted at 2025/02/20 18:06:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2024年11月04日 イイね!

愛車と出会って1年!

愛車と出会って1年!11月4日で愛車と出会って1年になります!
この1年の愛車との思い出を振り返ります!

■この1年でこんなパーツを付けました!
→多すぎちゃって…
効果的なのはクイックブレーキ、キー照明、リバース連動ハザード、オートライト、アイストキャンセラーでしょうか。

■この1年でこんな整備をしました!
→病に倒れたので3,000kmしか乗っていません。
先日行ったエンジンオイルとエレメント交換、ワイパーゴム交換、エアコンフィルター交換ぐらい。

■愛車のイイね!数(2024年11月04日時点)
69イイね!
→シックスナイン😆
 ありがとうございます

■これからいじりたいところは・・・
→フロントバンパーの開口部に飛び石対策のメッシュをつけたいです。
また、シートカバーもいいですね。
もう、寒くなってきたので来年かな〜。


■愛車に一言
カミさんが面会で一日おきに乗ってきてくれました。
ありがとう🥹


>>愛車プロフィールはこちら
Posted at 2024/11/04 07:34:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年10月26日 イイね!

7セグメントLEDに挑戦!

オートライトの感度調整で、周囲の明るさを直読できたら凄く便利だと思い、7セグメントLEDで表示させる実験をしました。



cdsを通して読み込んだ電圧値をPICマイコンでAD変換しています。
ADコンバーターは10ビットなので、値は0から1023で表現されます。



得られた値を2進数→10進数に変換して各桁の値を抽出し、ダイナミック点灯方式で表示させています。

また、7セグメントLEDドライバを使用して、BCDコードを入力するだけで、自動的に0〜9の数値を表示してもらって楽しています。配線の数も減るしね!

マイコンは手持ちを使用、7セグメントLED表示器は250円、LEDドライバーは80円と、何と実質330円!

カミさんが、モロに時限爆弾だと言って笑いが止まりません😅
自分は真剣なんだけど…

いよいよ総合ユニットの詰めの段階にきています。
車載はちかいぞ😆

それでは!

Posted at 2024/10/26 08:06:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年10月10日 イイね!

各種基板到着!

各種基板到着!本日、中国のELECROW社から注文した基板が届きました。
発注から5日で届きました、早いです。

経緯はこれです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3038917/blog/48011605/

まずは集中電源になるエネルギーボックス

画像は上が表、下が裏


そして総合ユニット

ブレーキランプインジケーター、オートライト、各種ハザードとアンサーバックサウンドと欲張り設計です。


最後はブレーキランプインジケーターの発光部です。

少しでも光が反射するように基板の色を白にしています。

3種類とも5枚で注文しましたが、10枚届きました。
カット割りのせいでしょうか、いつも多く届けてくれます。


今日は病の治療も一段落した日で、神様からのお祝いでしょうか、感謝します。🥹

楽しんで製作を進めたいと思います。
それでは!
Posted at 2024/10/10 17:56:24 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年10月06日 イイね!

各種基板の設計と発注

各種基板の設計と発注ミライースに様々な装置を取付ける予定です。
その為に各種基板を設計しました。

まず電源の確保です。

画像は表と裏です。
エネルギーボックスと称してますが、ナビ裏から常時電源・ACC・イルミ・リバース・アースを取り、ヒューズボックスからイグニッション信号、室内灯から室内灯連動信号を取出します。

それらをこのユニットにJSTのXHコネクター7Pで入力します。

基板の裏面にはヒューズを配備しているので、外付けヒューズが不要で配線がとてもスッキリします。

使いたい機器(ドラレコや照明など)には同じくJSTのXH2Pで出力します。

次に紹介する総合ユニットには7Pのコネクターでそのまま出力します。



これが総合ユニットです。
欲張りにも、ブレーキランプインジケーター・オートライト・ハザードシステムの3種類をひとつの基板に押し込んでいます。

ブレーキランプインジケーターは、ブレーキランプなどの挙動をRGBのLEDで16bitフルカラーで表現し、音声出力もします。

オートライトは通常のオートライトと同じです。ただ自作なのでスモールとヘッドライトの点灯、消灯の感度をそれぞれ好きなように設定できます。
毎日、朝と夕方にブレッドボードのプロトタイプで動作確認しており、安定して動作しています。

ハザードシステムは、サンキューハザード・連続ハザード・リバース連動ハザード・アンサーバックサウンドを実現します。




最後、これはブレーキランプインジケーターの発光部です。

5060のRGBチップLEDを3発直列に繋いでおり、メーターパネル上部の左右に設置します。

LEDはエルパラで売ってるやつで、専用設計です。



実車のメーターフードを外して、プロトタイプで左側のみテストしている画像です。

外観から発光ユニットは全く見えずに、メーターフードとメーターパネルのわずかなスキマから光を放ちます。


テスト発光の様子です(左側のみ)。

一番下がノーマル。

中央がブレーキを踏んだ際に赤色が発光した様子。
元々は自動ブレーキが動作している様子をモニターしたかったのがきっかけです。

一番上はブレーキをリリースしてブルーが発光している様子です。

因みに中央の小さな赤は、シートベルト警告灯で関係ないです。
また、メーターフード外側の黄色のマスキングテープは傷防止の養生です。
何度もつけたり外したりしてるので念の為。

夜は眩しいといかんので、イルミと連動して輝度を下げます。

前車ではアクリル棒で作りましたが、今回はいかに純正チックに仕上げるかに苦労して、色々試行錯誤しましたがようやくこの方法にたどり着きました。








これは同じLEDでも5mmの砲弾型3発でテストした例で、指向性が30°と狭くてこんな感じになりました。
えげつなく、カミさんが「やめてくれ〜」と泣いてました😅


基板は中国のELECROW社に発注しました。

久しぶりに電子回路の設計をしましたが、脳は病に侵されて無かったので良かった😆

それでは!
Posted at 2024/10/06 17:51:43 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「スピーカーの改造 http://cvw.jp/b/3038917/48270379/
何シテル?   02/20 18:06
ハイウェイスペシャルです。 病を患い休止していましたが、リハビリを兼ねて復活しました。 まだ治療中で体力が十分ではありませんが、少しづつ楽しんで行きたいと思い...
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