発達障害、、、
ASD(自閉症スペクトラム障害):対人関係の構築が苦手、こだわりが強い、音や光に敏感など
ADHD(注意欠陥、多動性障害):教室でじっと座れない、片付けが苦手など
LD(学習障害):話せても書けないなど
特にASDの自閉症スペクトラム障害はスペクトラム(連続性)ということで、普通と呼ばれる人も強弱で何か特性を有しているかもしれません。しかし、高い知能や特技を持った方もたくさんいます。
私も車に「こだわり」があるし、人間関係の構築も下手くそ、仕事はできないけど、お勉強はできました、、、だからASDかもしれない、、、
誤解している人がいるかもしれないから、、、発達障害は普通の障害者ではありません。言い換えると「発達特性」です。何が普通の人かは人それぞれだけれど、「特性のある種族」と専門家の医師は言っていますよ。
そんな中、29歳の画家で小児の時に自閉症と診断された方、愛媛県新居浜市在住の石村嘉成(いしむらよしなり)さんの絵画展に行ってきました。

彼は自閉症と診断を受けた小児の頃から特に母親と療育を受け、小学校では付き添うことを条件に普通学級に通います、、、
しかし、2005年、まだ彼が11歳の時に母はガンで40歳という若さで亡くなってしまう。
それからは父がさらに頑張り、高校で絵のすばらしさが評価され、ついには有名な賞を取るまでになりました。

愛媛新聞8月19日(土)付
母と療育開始が書かれています。

同8月24日(木)付
2005年に母がガンで亡くなる変遷が書かれています。写真は亡くなる2日前に、もう動けない身体なのに奇跡的に息子を抱く姿。

同8月27日(日)付
画家としての現在が書かれています。
私は母が必死の力で息子を抱く写真に、本当に泣きました。母は療育途中で将来が不透明な息子を残して死ぬことに、どれだけつらかったか、、、
しかし、今では天国から息子はもちろん、頑張った父、ほか力になっている仲間を見て安心しているのかな、、、と思いました。
以下、SNSにアップするのを実行委員会が許可していたため、一部載せます。

全長26メートルにもおよぶ大作

様々な生き物が描かれている

躍動感に溢れた絵画

迫力ある色使い

母が息子が小学校1年生の時に担任に宛てた手紙

母の絵

彼は毎日、絵の付いた日記をつけています

日記です。
みんカラの皆さんは、「生きて」いますか?
私はたまにつらくて、鬱のようになることがありますが、この方、石村嘉成さんの作品展に行き、「生きる勇気」をもらえました。
明日があります
頑張れます
「ありがとう」、、、素敵な言葉です
希望を持とう!
Posted at 2023/09/01 13:06:03 | |
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