「地震でも安全?」って言うと
「地震でも安全!」って言う
「津波が来ても大丈夫?」って言うと
「津波が来ても大丈夫!」って言う
「絶対漏れない?」って言うと
「絶対漏れない!」って言う
でも、地震が起きて
「じゃじゃ漏れしてるんじゃない?」って言うと
「じゃじゃ漏れしてる」って言う
こだまでしょうか。いいえ、東電。
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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110322-00000304-jisin-ent
福島県第一原発で起きた爆破事故により、多量の放射能が漏れだしている。多くの人が被爆する事態へと発展しているが、その“苛酷事故”の危険性をまとめたレポートが、4年前の時点ですでに東京電力へ提出されていたことがわかった。
今回、原発が爆発した原因は、加熱した燃料を冷却するためのシステムがストップしたため。それらが稼働しない緊急時には冷却に海水を利用するはずだったが、津波によって海水を利用するためのシステムの機能も停止してしまっていた。
‘07年7月、福島県議会の神山悦子議員(55)は東京電力の社長あてに要望書を提出している。その内容は《“チリ沖地震”級の津波が発生したら、加熱した燃料を冷却するための海水の取水ができなくなる》という、まさに今回の事故を予告するものだった。
原発の耐震安全性に対して安全点検を行うよう求めていた神山議員は、「東京電力は、私たちが申し入れても『大丈夫です』の一点張りでした」と憤りを隠さない。警告を受けて真摯に安全対策を講じていれば、惨事は起きていただろうか――。
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<福島第1原発>東電「貞観地震」の解析生かさず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000070-mai-soci
東京電力福島第1原発の深刻な事故の原因となった、大津波を伴う巨大地震について、09年の国の審議会で、約1100年前に起きた地震の解析から再来の可能性を指摘されていたにもかかわらず、東京電力が対策を怠っていたことが分かった。今回の事故について東電は「想定外の津波だった」との釈明を繰り返している。だが、東電側が審議会の指摘をないがしろにしたことが、前例のない事故の引き金になった可能性が出てきた。
指摘があったのは09年6月、原発の耐震指針の改定を受け電力会社が実施した耐震性再評価の中間報告書について検討する審議会だった。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の岡村行信・活断層研究センター長が、869年に発生したマグニチュード(M)8以上とみられる「貞観(じょうがん)地震」を取り上げ、「非常にでかいもの(地震)が来ているのがもう分かっている」と、東電が考慮していない理由を問いただした。
翌月の会合でも、この地震が、04年のスマトラ沖地震のように幅広い震源域が破壊された可能性が高いことを指摘し、東電にスマトラ沖地震のような「連動型地震」を想定するよう求めた。東電側は「まだ十分な情報がない」「引き続き検討は進めてまいりたい」と答えるにとどまった。
古文書によると、貞観地震は宮城県沖で発生、津波で約1000人が水死したとされる。産業技術総合研究所などが05~09年、宮城、福島両県で、海岸付近の土砂が津波で運ばれた「津波堆積(たいせき)物」の分布を調べたところ、当時の海岸線から数キロ内陸まで浸水したことが判明。福島県内でも、原発の約7キロ北の現・浪江町請戸地区で現在の海岸線から約1.5キロの浸水の痕跡があった。同規模の津波は450~800年程度の間隔で、過去に繰り返し起きた可能性も浮かんだ。これらの成果は学会や論文で報告されている。
◇「『想定外』は言い訳」
東電の武藤栄副社長は25日の会見で「連動した地震による津波は想定していなかった」「(貞観地震を参考にした)地震や津波の予想について共通見解を出すには至っていない状況にあった。学会として定まったものがなかった」と釈明した。東電のこれまでの対応に対し、岡村センター長は「原発であればどんなリスクも当然考慮すべきだ。あれだけ指摘したにもかかわらず、東電からは新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない。もっと真剣に検討してほしかった」と話す。【須田桃子、藤野基文】
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「『想定外』言い訳に使うな」 土木など3学会、声明で苦言
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-91397/1.htm
想定外という言葉を使うとき、専門家としての言い訳や弁解であってはならない」。土木学会など3学会は、こうした内容を盛り込んだ共同緊急声明を発表した。東北関東大震災や福島第1原発事故について「想定外」を繰り返す東京電力や菅直人首相らに対し、専門家らが苦言を呈したようだ。
声明を発表したのは、社団法人の土木学会をはじめ、地盤工学会、日本都市計画学会の3学会だ。2011年3月23日、阪田憲次・土木学会会長らが会見を開き、声明文は同学会サイトなどでも公表した。阪田会長は「安全に対して想定外はない」と指摘した。
ワイドショーも「想定が甘かったのでは」
「(福島第1原発を襲った)津波の規模は、これまでの想定を超えるものだった」(清水正孝・東電社長、3月13日会見)、「今回の地震が、従来想定された津波の上限をはるかに超えるような大きな津波が(略)」(菅首相、3月12日会見)――このほかにも、テレビなどに出演する「専門家」らが、連日のように「想定外」という言葉を使っている。
専門家はともかく、東電など「当事者」が使う「想定外」には、いらだちを募らせる被災者らも少なくない。マスコミも「東日本大震災:福島第1原発 東電『想定外』に批判の声も」(毎日新聞ネット版、3月12日)、「不安 憤り 諦め…2度目の爆発『想定外と言うばかり 対応が甘い』」(スポーツニッポン・ネット版、3月14日)などと報じている。
3学会の声明文では、「われわれが想定外という言葉を使うとき、専門家としての言い訳や弁解であってはならない」と指摘している。その上で、「自然の脅威に恐れの念を持ち、ハード(防災施設)のみならずソフトも組み合わせた対応という視点」の重要性をあらためて確認すべきだと訴えている。
声明文では名指しはしていないが、東電や政府関係者が使う「想定外」という言葉に「言い訳」のニュアンスをかぎとっている、と読めなくもない。テレビのワイドショーでは、TBS系「みのもんたの朝ズバッ!」(3月14日放送)で、TBS解説室長の杉尾秀哉氏が「地震の規模が想定外というが、想定が甘かったのでは」と指摘するなどしている。
鳩山前首相「想定外だから仕方ないという話ではない」
また、前首相の鳩山由紀夫氏は3月19日、菅首相と民主党代表経験者との会談の際、東電に対し「想定外のときにどうするかという発想が足りなかったのではないか」「想定外だから仕方ないという話ではない」と批判している。
本当に「想定外」だったのか、「想定したくなかった」のではないか、との疑念を持ちたくなるような報道も出ている。東京新聞の3月23日配信記事「『大津波やM9 想定却下』 福島原発 設計者ら証言」では、福島第1原発の「設計や安全性の検証を担った東芝の元社員二人」が取材に対して答えている。
同記事によると、元技術社員は「M9の地震や航空機が墜落して原子炉を直撃する可能性まで想定するよう上司に進言」したが、上司は「千年に一度とか、そんなことを想定してどうなる」と「一笑に付した」という。元社員は「起こる可能性の低い事故は想定からどんどん外された。計算の前提を変えれば結果はどうとでもなる」とも話している。
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福島と明暗分けた女川原発 大津波想定、高い敷地に
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032701000431.html
福島第1原発が想定した津波は最高約5・7メートル。しかし、実際にやってきた津波は高さ14メートルに及び、海寄りに設置したタンクやパイプの設備を押し流した上に、重要機器の非常用発電機が水没。東電は原子炉を冷却できなくなる事態に追い込まれた。
東電は「想定には設計当時の最新の知見を取り入れたが、はるかに超えてしまった」とする。
一方、宮城県沖地震など幾度も津波に見舞われた三陸海岸にある女川原発で、東北電は津波を最高9・1メートルと想定。海沿いに斜面を設け、海面から14・8メートルの高さに敷地を整備した。
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福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ
2007年7月24日
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html
福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。
柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策をとるよう強く求める。
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原子力産業の真実・・・・・・・
https://minkara.carview.co.jp/userid/404057/blog/21881551/
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「原発がどんなものか知ってほしい」
についてブログUPされてます。
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原子力保安院の大ウソ暴露!(関東エリア未放送)
http://www.youtube.com/watch?v=gW8pfbLzbas&feature=player_embedded
Posted at 2011/03/26 16:55:47 | |
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