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GRスピーカー爆誕。

事前にある程度の情報は掴んでいたのですが、公開することは避けておりました。

この新しいフラッグシップスピーカーは相当良い出来であるようです。
すでに某有名店がパイオニアの依頼でデモカーを制作し、評論家の先生方も唸る音が出ているようです。

パイオニアが厳選した（一定の技術水準を満たしている、かつてのカロッツェリアX店のような感じですかね）プロショップに案内を出し、セミナーが開かれ、実際にデモカーを制作したものを個別に審査。そこでお墨付きを与えられたショップのみが販売できるという仕組みのようです。

クラウンスポーツの純正オーディオはトヨタプレミアムサウンドシステムです。ディスプレイオーディオから何らかの調整（トヨタorディスプレイオーディオ供給元による）がかけられた信号がアンプに出力されており、
機械で測定すると


このような極端な形が見られます。特に低域に明らかな欠損があるのですが、これはディスプレイオーディオの簡易的なイコライジング機能ではフラットなトーンバランスに戻すことはできません。
車内という特殊な環境においてはトヨタ的な音の方が良いと思う方も多いと思いますし、それを否定はしないのですが、フラットな状態に戻せるようにしてくれるといいのになと個人的には思います。

１人でのんびり走らせるには丁度良いクルマです。

とりあえず審査は終わりました。
先生方からのコメントを備忘録的に残しておきます。

岩井先生（Dクラス審査）
⚪弦楽器や管楽器の音色など非常に丁寧に表現されている。
▲低音がやや過剰で他の帯域をマスクしている。音場がやや不安定で、ボーカルはもっと解像度を上げつつセンターに定位させられると良い。

秋山先生（オプション）
⚪高域の表現が良い。
▲ボーカルの解像度を改善する必要あり。

峯岸先生
⚪後ろから回り込むような包まれ感が心地よい。
▲後ろの回り込みに対しフロントのエネルギーに不安定さが感じられる。フロントは奥行きも出しながら抜けて行くイメージで纏めるとこの車の良さが出るのではないか。

AV Kansai　岩元さん。
⚪音の質感は全体に良く、ステージの広さも適切だと思う。
▲惜しいのは400khz 600khzあたりの音がモコモコとしており、800khzあたりにピークが感じられる。それが少し刺さるような感覚を生んでいる。


　

明日４月２０日に岩手県一関市にて行われるイーストジャパンサウンドコンテストに参加してきます。
クラウンスポーツでのコンペ参加は初めてです。

システムはフロント３WAYローヤル産業DEER　SJⅡ




これに同じシリーズのサブウーファー


プレーヤー内臓DSPアンプの赤箱


というシンプルなものです。

スピーカーはツイーター以外はインナーでの取り付け。

ガチの方々からすると、おいおいそんなんで良いのか？という感じですが、熟慮の上です。ちょっとリラックスしてオーディオに向き合いたいのでやり過ぎないことをテーマにクラウンスポーツはやっていこうと思っています。といってもシステム総額100万は超えているのですが…。

毎年ダメ出しされて凹むコンペですが、皆さんと交流できる数少ない機会ですので色々勉強してきます。