
昨夜遅く、時計が3月11日の午前零時を打ち、妻が2階の寝室に上がってから、無性に居ても立ってもいられなくなりウォークマンのヘッドフォンを両耳に掛けて、真夜中に一人聴いた音楽があります。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。
(すみません、みんカラでは当方がクラシック音楽ファンであることを今まで完全に伏せて参りました)
この曲をよくご存知で、何度もこの曲に慰められて涙した事のある方は、当方の気持ちがよく判って頂けるものと思われます。
多くの言葉は要りません。
こんな夜は、駆り立てられたように聴かなければならない音楽がありました。
原因不明の対象物、不可抗力、大自然や人生全体への漠然とした悲哀の(ひょっとして決別と受け入れの)唄。
普段聴くにはあまりにも悲痛な為、心して特別な思いを以って聴く必要があります。
最終楽章だけをもう一度聴き、午前2時に就寝しました。
テレビの報道や、みんカラメンバー方々のブログを拝読。
買い物の際、オールロードでの移動中には、カーステで、ショスタコーヴィチの交響曲第10番、ベートーベンの交響曲第6番「田園」を聴きました。
でも、珍しくどんな風の吹き回しかBook Offで、Gacktと椎名林檎とウルフルズのアルバムを購入。
様々な気持ちを抑えることができず、夕方自宅で、ブラームス交響曲第4番を聴きました。
この曲は、チャイコフスキーの悲愴に比べてやや救われる部分がある気持ちを与えてくれる曲ではないかと個人的に感じています。
今は、NHKのEテレで仙台フィル/山下さん指揮のブラームス交響曲第3番の素晴らしい演奏を聴き終わったばかりのところです。
音楽は心を癒し、如何なる状況でも前を向かせてくれるものですネ・・・
さてと、これからチャイコフスキーの5番でも聴いて寝ようかなあ?
Posted at 2012/03/11 22:03:23 | |
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