「鹿児島」 (株)ロータスハシグチ(資本金2950万円、鹿児島市東開町13-43、代表、従業員15名)は、10月15日までに事業を停止し、事後処理を坂元直人弁護士(鹿児島市泉町2-3、坂元・黒沢法律事務所、電話099-219-1212)ほか2名に一任、自己破産申請の準備に入った。
当社は1993年(平成5年)2月に設立した自動車販売業者。新車を中心に中古車の販売と、本社工場、新栄工場の2ヶ所で車検整備を行い、本店に併設する形でガソリンスタンドも経営していた。2012年4月、鹿児島市東開町に新事務所・店舗・整備工場を、2014年11月には同所にガソリンスタンドを新設するなど事業拡大に向け設備投資を行い、2012年11月期年売上高約5億7200万円だったものが、2015年11月期には年売上高約15億7900万円にまで拡大した。
しかし、消費が冷え込むなかで同業者との販売競争が激しく売上高が減収に転じ、新車販売に繋げるためオイル交換無料やガソリン販売価格をギリギリまで下げるなどのサービスにより利益率が下がった。また、設備投資や運転資金など2016年11月期には長短借入金が6億円を越えて利息負担も重く、資金繰りも厳しさを増し、先行きの見通しが立たないことから、今回の事態となった。
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2018/10/18 10:03:45