
先日のブログでも話題に挙げました、HKSのCAMP2をやっと設置致しました(≧▽≦)
まずは、製品の概要から説明しますね♪
HKS CAMP2(Computerized Automobile Multi Player 2)は、ナビ等のビデオ入力端子を持つモニター機器に接続する事により、最大24種類のデータを表示する事の出来る車両モニタリング装置です。
主な表示可能データは、以下の通り。
1.車速
2.エンジン回転数
3.水温
4.点火時期
5.A/F補正値
6.A/F学習値
7.吸入空気量
8.吸気温度
9.スロットル開度
10.インマニ圧
11.O2電圧
12.エアフロ電圧
13.燃料噴射時間
14.バッテリー電圧
15.瞬間燃費
16.馬力
17.A/F値
18.ノック値
19.ブースト圧 ※
20.水温 ※
21.油温 ※
22.油圧 ※
23.燃圧 ※
24.排気温度 ※
※19~24項は、別売のI/Fユニットの接続が必要です。
基本的に、1~18項目までは車両の「故障診断コネクタ」から読み込みます。
この為、本体の設置は…
・電源線の確保(附属のカープラグハーネスを使用してシガーソケットでも可能)
・故障診断コネクタへの接続
・ナビ、車載モニター等のビデオ入力端子への接続
で完了です。
もちろん、油温、油圧、ブースト等のI/Fユニットを用いての19~24項のデータを取得するには、各種センサーを設置して、ラインを引きこまないといけない為、多少技術を要しますが、本体自体の搭載は、比較的簡単に行う事が出来ます。
ダッシュボード廻りを分解し、配線を引き回すスキルがあれば、誰でも簡単に設置可能ですよ(^-^)
参考までに私の場合には、2時間弱の作業となりました。
(業務で、配線工事関係の実績はあります。)
今回の設置はこんな感じで…。

まずは、ダッシュボード廻りと、センターコンソール廻りを分解します。
解体方法については、お友達の
ゆうた@エボXさんのブログに詳しく書かれていますので、参考にして下さい(^-^)

CAMP2の本体です。
今回は、グローブボックス内にマジックテープを使用して設置しました。
写真は、まだ固定前ですね(*^-^)σ
本体には、拡張スロットルがまだ幾つか空いており、とりあえず手の届く範囲に置いておくようにします。また、剥き出しのスロットル部分は、ビニールテープで養生(防水等の意味も込めて)しておく事をお勧めします(^-^)b

リモコン受光部は、インストルメントセンターロアーパネルから出して、ハザードスイッチの横に設置しました。
Aピラーを回して、ルームミラーに設置する事も考えましたが、長さが足りなかった…orz
また電源については、I/Fユニットを接続する際に、配線方法を変える必要がある為、今回は付属のカープラグハーネスを使用して、シガーソケットから取っています。
ここ重要です!
先に本体だけ設置し、後からI/Fユニットを追加しようと考えている方は、電源の取り方が変わりますので、まずは付属のカープラグハーネスを使用しての接続をお勧めします。また、OBD2ハーネスのコネクタ部の接続も若干変わりますので、見える位置に置いておく事をお勧めします(^-^)

エボXの故障診断コネクタは、運転席の右下にあります。
覗きこめば、すぐ手前に見えていますので分かると思います♪
OBD2ハーネスをここに接続します(^-^)
後は、ナビのビデオ入力端子にAVケーブルを接続すれば配線関係は完了です!
楽ナビでは、純正でビデオ入力端子が出ていたので問題ありませんでしたが、ナビの種類によっては、追加で接続ケーブルを用意する必要がある場合もあるそうです。設置前にナビの状況を確認しておいた方が良いかもしれません(;^-^A

リモコンは、この位置にマジックテープで設置しました♪
一応、見えるて手の届く範囲に(^-^;)
これで、取り敢えず設置完了です♪
簡単でしょ?(*^-^*)
まずは、昼間の状況から。

エボXの場合、ナビの設置位置が結構上にあるので、位置的にも良い感じです。
セリカの時も、追加メーターは、この位置に搭載していたので、個人的には全く違和感がありません。
まぁ、常に凝視するものでもありませんからね(^-^;)
で、夜の状況です。

画面は、アナログメーター表示モードですが、バックやメーターの色を自由に変えられるので、エアコン等の内装ネオン色に合わせてみました(^-^)
割とよいものでしょ?
カラーの切り替えも割と簡単ですので、昼夜で変えるのも面白いかもしれませんね♪
さてさて、ここからはいよいよモニターの表示モードの説明です(*^-^)

まずは、オープニング画面です。
普通に起動すると、まずこの画面になります。
ちなみに、この背景色もSETUPメニューから「青」と「黒」の二色から選んで変更可能です(^-^)
それぞれのメニュー内容を説明しますね♪
◆「PAST」
走行データを色々表示します。
ちょっとしたラリーコンピューター感覚ですね(;^-^A
・TIME(経過時間)
・DISTANCE(走行距離)
・SPEED(平均車速)
・FUEL(仕様燃料量)
・ECO(平均燃費)
・COST(使用金額)
◆「GRAPH」
言ってみれば簡易データロガーです。
時間軸を基準として、選択している6項目のデータを最大10分間記録可能です。
データ取得間隔は、0.2秒間隔。
◆「ANALOG」
任意で選択した項目をアナログメーターで表示します。
3連アナログメーター、もしくは1アナログメーター+6連デジタルメーターで表示可能です。
指針の動きは、やはり若干のデジタルっぽさ(カクカク感?)は残りますが、全然気にはならないレベルです(^-^)
また、車速、水温、回転数を見た限りでは、数値はかなりリニアで正確ですよ♪
表示遅れ等、タイムラグは全く感じられません(^-^)
機能としては…
メーター内、最大値の下にある2本のラインは、
上段が、ワーニングランプ。
下段が、ピークインジケーター&数値のデジタル表示欄。
ピークホールド機能により、ピーク値の記録・表示が可能です。
ワーニング値も当然設定可能。
ワーニングアラームの鳴動ON/OFFも、項目ごとに設定可能。
アラームを、「設定値オーバー」「設定値アンダー」のどちらで鳴らすかも設定可能です。

3連赤タイプ

3連白タイプ

3連黒タイプ
◆「DIGITAL」
任意で選択した項目を、デジタルメーターで表示します。
6連デジタルメーター、もしくは3連デジタルメーター+バーグラフで表示可能。
こちらも同じ画面内に、ピーク値の記録を表示することが可能です。
左右の丸穴は、ワーニング及びピークインジケーターランプ。

6連デジタルメーター

3連デジタルメーター+バーグラフ
◆「F-CON」
F-CON接続時に、燃調マッピング補正可能。
今回は使いません(使えません)(;つ-T)
◆「SETUP」
セットアップ画面。各種設定の詳細をインプットします。
車両データー(車重やパワー、燃料コスト等)の入力や、ワーニング値の設定、画像表示位置補正、背景色選択、メニューバックカラー選択(青、黒、カーボン、自己設定のオリジナルが選択可能)など。
総括としては…
かなり良い感じだと思います(≧▽≦)
何しろ、表示出来る車両データが豊富なので、本気で車両のコンディション管理を考えている方には、絶対お勧めです。
また、手軽に、好きな項目を好きな形で表示する事が出来るのも、大きな利点でしょう♪
見た目も良いですし、かなりお勧めだとおもいますよ(^-^)
また、危惧していたアナログ表示時のカクカク感や、タイムラグも全く感じられないレベルですし、デジタル表示が意外と読みやすく、使い勝手が良さそうなのも好印象です(^▽^)
オフ会等で機会があれば、ゆっくりお見せします♪
尚、危惧されている方もいらっしゃいましたが、CDやDVD、TVとの併用は、やはり出来ませんでした…ナビではソースメニューから「外部入力」を選択しなくてはいけませんので、同時使用は出来ない状況です(T-T)
でも、ナビの機能は普通に使えますので、問題ありませんよ(^-^)
また、他の車載モニターの利用を考えておられる場合には、音声スピーカー内臓のものを選択されると良いかと思います。
メニュー選択音や、ワーニングアラームの音が鳴る程度ですが、折角あるのが使えないのも勿体ないですから(;^-^A
さて、長くなりましたが、こんなところです(^-^)
また、使っていて新たな感想があれば、お伝えしますね♪
とりあえず、大満足でした!