2007年12月10日
時刻は昼食時…。
貴方は空腹を覚え、最近美味しいと評判のレストランに入る事にしました。
周囲の仲間からも、ここのハンバーグは絶品だと聞いており、以前より一度食べてみたいと思っていたのです。
ドアを開けて店内に入ると、美味しそうなパンの焼ける匂いと、肉の焼ける香ばしい香りが漂っています。
店員に案内されて席に座ると、貴方はつのる空腹感に後押しされるように素早くメニューを広げ、料理を選び始めます。
どうやらお店では、「ハンバーグ&チキンセット」のフェアーをやっており、高級な肉を揃え、ランチのお勧めメニューとしているようです。
でも、「チキン」は注文を受けてから焼き、多少時間がかかるとの事。空腹に堪えきれない貴方は、質は同じと聞き、普通の「ハンバーグセット」とデザートを多めに注文する事にしました。
貴方が注文を終え、一息ついていると、大学生らしき5人連れの客が来店しました。
どうやら、フェアーの「ハンバーグ&チキンセット」が目的らしく、全員が同じ品を注文しています。
貴方は、内心「あっちにしとけば良かったかな?(´・ω・`)」と思いつつも、もう頼んでしまったのだから仕方ないと、自分の料理が運ばれて来るのを待つ事にしました。
その後も何人かのお客が来店し、同じように「ハンバーグ&チキンセット」を注文している声が聞こえて来ます。どうやら本当に売れているようです。
5分程すると、先ほどの大学生5人組の所に料理が運ばれて来ました。
貴方は、「おや?」と思うものの、注文した時間差もそんなにない事ですし、自分のところにもすぐに来るだろうと思い、そのまま待つ事に…。
しかし、いつまで経っても、貴方の注文した「ハンバーグセット」が出てきません。それどころか、明らかに自分より後から来店した客に「ハンバーグ&チキンセット」がどんどん運ばれてゆきます!
貴方は空腹なのです。
さすがに我慢出来ず、自分が頼んだ注文がどうなっているのか、貴方は店員に問いただすことにしました。
「おい!私の頼んだハンバーグセットはどうなってるんだ?なんで、私より後から来店した客に、ハンバーグ&チキンセットが運ばれてるんだ?!」
すると店員は、忙しい中で呼びとめた貴方を煩わしそうに見て、こう言うのです。
「今はフェアー品を注文された方が先です!唯でさえチキンを焼くのに時間が掛ってお待たせしているんですから、簡単に出来る貴方のハンバーグセットなんて後廻しですよ!」
貴方は、店員のあまりの物の言いように驚くものの、空腹でイライラしてるここで負ける訳には行きません。
「なんだ!その物言いは!昼飯なんて他の店でも食えるんだ!キャンセルしたっていいんだぞ!」
しかし、店員はひるむ所か正面向かって言い返して来たのです。
「構いませんよ?でも、最高の肉を使った評判の美味しいハンバーグは、うちの店でしか食べられませんからね?ご勝手にどうぞ♪」
不敵な笑みで貴方に一瞥をくれると、店員は再び奥の厨房に戻って行ってしまいました。
唖然としつつも、限界に近い空腹を抱え、貴方はしぶしぶ自分の席に戻る事にしました。敗北感と屈辱と空腹にまみれ、ここで昼飯を食べる価値があるのかすら判らなくなったまま…。
2時間が経ち、食事時を過ぎて客がまばらになった頃、やっと貴方の机にすっかり冷めきった「ハンバーグセット」が出てきました…。
もう、何を食べさせられたのかも判らないまま、貴方は店を後にしたのでした。
ハンバーグをランエボX本体。
チキンをSSTに置き換えて下さい。
三菱自工さん、あなたはレストランで同じ目にあって、コレを許容できますか?
Posted at 2007/12/11 03:20:19 | |
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