2008年09月09日
※すみません、今回は完全に身内ネタです(;^_^A
古い友人である女の子から、数年振りにメールが来ました。
「A君と入籍しました。」
…ぉ…ぉっ…ぉぉぉおおおおお!Σ(゚ロ゚;)!!
やったぁぁぁ!
でかした!
凄いぃ!
本当におめでとう(≧▼≦)
いやぁ、他人の事で、これ程に心の底から嬉しいと思ったのは、何年振りでしょうか…。
彼女と出会ったのは、私が学生時代に雑誌編集のバイトのような事をしていた時でした。
今から、12年くらい前ですかね?
彼女は、読者欄の常連投稿者だったんですが文才に富み、編集長も一目置くような存在でした。
(その後、編集長自らお願いして、編集者として雇用しています(笑))
そんな彼女に、私と共通の友人であるA君が惚れ込み、一生懸命アタックをしていました(;^-^A
彼女は小柄で、スタイルも良く、ちょっと童顔な、いわゆる「可愛い系美人」さんで、明るく、気遣いも良く、男性陣の競争はかなり熾烈だったんですが(笑)
ただ、彼女自身が、男性を意識的に避けている傾向があった為に、挑戦した男性陣は片っ端から撃沈…(笑)
そんな中でも、A君はなかなか頑張っていたものでした(^-^;)
その後、A君の努力の甲斐もあってか、少しずつ二人の仲も近くなって行き、順調に交際が始まるかな?と周囲が思っていた矢先に、彼女が失踪すると言う事件が…Σ( ̄□ ̄;)
彼女の友人である女の子のところに電話があった事から、事件性は無い事は判ったんですが、失踪理由は検討が付かず…友人が電話で問い詰めて、やっと彼女が宮城県に居る事だけ判り、A君はあても無いまま週末や休暇を使って探しに行っていたんですが、行方はようとして掴めず…
失踪から4ヶ月程した頃、唐突に彼女からA君に電話が掛かってきました。
「都内にいるから会って欲しい」と…。
事の成り行き上、私と彼女の友達も同行したんですが、そこで彼女が必死に隠し抱えていた事実と、想いと、決意を知る事になりました。
彼女は、実に波乱万丈な人生を送っている人でした。
私生児として生を受け、小学生の時に唯一の肉親であった母を癌で亡くし、父方の祖父母に引き取られて育ったこと。
(父親は認知しておらず、母方の親類縁者も引き取りを拒んだ為、見兼ねた父方の祖父母が引き取ってくれたそうです。幸いにして祖父母が人格者だった為、教育と愛情はそれなりに受けられたそうですが…それでも肩身は狭かったでしょうし、小さい心には、どれ程の負担だったかと思うと…)
また、中学生の時、ある事件をきっかけに男性恐怖症(PTSD)になってしまい…。
その後、失踪した理由についても、少しずつ話してくれました。
A君の事をとても大切に想っていること。
でも好きになる程に、ダメになった時に、また自分が置いてきぼりになる事ばかり考えてしまい怖いこと。
想いはどんどんつのって行くのに、身体を寄せ合う事が怖いこと。
暖かい拠り所が出来て嬉しい反面、強がって生きて来た自分自身が希薄になって行くのが怖いこと。
そんなバランスの取れない心と身体の狭間で、バラバラになりそうな程に苦しんでいたこと。
そして逃げ出してしまった彼女…。
ここまで聞いて、私的には「あぁ、これは別れ話なのかなぁ」と思ったんですよね…彼女も、これ以上辛い想いをしたくなくて逃げ出してしまったんだろうし…。
でも彼女の次の言葉は違いました。今でも鮮明に覚えています。
毎日悩んで、苦しんで、辛くて堪らないけど、私を必要だと言ってくれたことや、私の全てを受け止めると言ってくれたことが、とっても嬉しかった。だからA君とは、これからもずっと一緒に居たい。でも、今の私のままでは弱すぎるから、もっと強くなれるまで待って欲しい。A君の言葉を信じて、一緒に歩けるようになるまで、もうしばらく1人で居させて欲しい。
A君も最初は浮かない顔でした。彼も彼女の事を心配していたんですよね。
ここで突き放してしまって良いのだろうか?
一緒に傍で支えてやるべきなんじゃないか?と…。
結果的に、距離を置きつつ、正式に交際に入る事になった二人。なんとも、複雑なスタートになった訳ですが(´ヘ`;)
その後、別々の生活をはじめながら、二人のペースで交際を続け、少しずつ距離を縮めて行ったみたいですね(^-^)
A君自身は、当時から大手電気メーカーの研究所で働いていましたが、彼女もその後フリーライターとして活躍すると共に、中韓英仏語を修得して、和訳、外訳で本も何冊か出す等、活躍は耳に入ってきていましたが…。
苦節10年越しの恋実る…ですか。
いやぁ、私自身、本当にこの知らせをどれだけ待って居た事か…。
もぅ、何と言ったら良いか…(;´∩`)
本当におめでとう!!
二人とも、世界中の誰よりも幸せになるんだぞ!!(≧▼≦)
君たち二人の強さが重なれば、きっとどんな困難も越えられるさ!
「Song for...」(HY)

Posted at 2008/09/10 13:00:14 | |
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そして平穏なる日常 | 日記