
ここ数日、かなり涼しくなってきたし、湿度もかなり低くなってきたので、燃調をちょっといじってみました(^-^)
夏と冬で、燃調変える意味。知ってる人が多いでしょうけど、おさらいの意味で簡単に蘊蓄を(;^_^A
エンジンは、空気と燃料を混ぜ合わせた混合気を、燃焼室に送り込み、それを圧縮、点火して、爆発させた力で動力を生み出すのはご存知の通り。
この「混合気」を作る段階の、「空気」に対する「燃料」の濃さ(量)を決めてやるのが、燃調の基本です。
夏場と冬場では、空気も質が変わるのは、なんとなく判ると思います。
夏場の空気は、湿度が高く、気温が高いために膨張気味です。要するに、空気(酸素)が薄い。
冬場の空気は、逆に湿度が低く、気温が低いために夏場程は膨張していません。要するに、空気(酸素)が濃い。
この二種類の空気を、同じように、同じ量だけ吸引して圧縮した場合、どちらの方が燃料を燃やす為に必要な「酸素」が、より多く含まれているでしょうか?
と言うのが問題(/・ω・)/
当然、空気の量に合わせて、夏は燃料も薄く、冬は燃料も濃くしてやる訳です。
エアクリを交換して、燃調が必要なのも同じような理由。
より多く量を吸い込む分だけ、燃料も同じように多く使ってやらないと、薪(空気)が残ってしまい、不燃焼で性能が発揮出来ない訳ですな。
ノーマルでは、コンピューターが自己学習して、ある程度は勝手に調整してくれるんですが…そこはまぁ、せっかくだしいじって見ようよと(笑)
最適な燃調にしてやれば、パワーも上がりますし、その気ならECOな設定にもしてやれます。
さらに言えば、夏場に取ったシビアな燃調のままだと、冬場になって空気(酸素)が濃くなったのに対し、燃料が薄いままだとエンジンブローの危険性もΣ( ̄□ ̄;)
で、まぁ、とりあえず燃費重視しながら、マージンとりつつ、低中回転重視で振ってみたんだけど、結果としては、街乗りで…
最高燃費:8.8
平均燃費:8.1
高速で…
最高燃費:11.1
平均燃費:10.5
うーん( ̄~ ̄;)
あんまり変わってないか?
でも、エンジンの回り方は気持ち良くなったかな?
その分、ちょっとレスポンス悪くなった気もするけど…(´ヘ`;)
もうちょいいじらないとダメかな…orz

Posted at 2008/09/25 08:19:47 | |
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