上司がクルマの買い替え候補としてレクサスCT200hを持ち出してきたので、
ハイブリッド車について調べてみた訳です。
調べれば調べるほど、悔しいけどトヨタのハイブリッド車は、良く出来てますね(汗)
フォルクスワーゲンがダウンサイジングとして、
小排気量+直噴エンジン+過給機+ツインクラッチミッション
を組み合わせてシステムを構築しているのに対して、トヨタは、
小排気量+アトキンソンサイクル+電気モータ+CVTミッション
を組み合わせています。
どっちが優れいるかと云う訳じゃないんだろうけど、今の日本の燃費重視(エコ重視?)的が考えからすれば、トヨタのハイブリッド方式の方が優位性が高いです。
クルマの燃費を悪化させるのは、市街地走行であればアイドリングとゼロスタートが原因ですから、アイドリングストップ機能を持っているアドバンテージは大きいです。
しかもトヨタ・ハイブリッドは、スプリット方式(パラレル・シリアル方式)を採用しているから、ゼロ・スタート時にバッテリ駆動だけで発進する事が出来るから、一切ガソリンを使わないで済む事になります。
もちろんバッテリを充電するのにエンジンを使う必要があるわけですが、回生ブレーキなどで集めた電力を使えるのも理に適ってます。
ギア・ミッションにしても燃費だけをスコープにした時には、現時点だとCVTの方がメリットは大きいと思います。
フォルクスワーゲンのシステムがトヨタのハイブリッドよりも勝るのは、高速燃費だけになるのかな。
恐らく日本の法定速度(100km/h)を越える速度域であれば、フォルクスワーゲンの方が燃費が良いと思います。
以前、イギリスのトップギアという番組で、2代目プリウスとBMW M3の燃費対決をした事があります。
その時は、なんとM3の方が燃費が良かったんですよ!
理由は簡単でサーキットを全開で走行した時の燃費対決なんです。
トヨタのハイブリッドシステムは、速度域が高くなればなるほど、燃費のアドバンテージが少なくなるのです。
まぁ、そんな使い方をするユーザは、ハイブリッド車を選択しないでしょうからナンセンスな対決ではあるのですが、事実関係としては面白かったですね。
ちょっと話が横道に逸れましたが、フォルクスワーゲンのダウンサイジングモデルは、現時点だとトヨタのハイブリッド方式には適わないかな!
次期ゴルフ7で、EVもしくはハイブリッドを搭載してくるのでしょうから、それに期待ですね。
また現行のゴルフでも2012年モデルには、アイドリングストップやブレーキ回生システムは搭載するかもしれませんね。
Posted at 2011/01/16 09:41:23 | |
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