
Hybrid Assistantで、各部温度のデータを確認してみました。
試走は、近所で一番電池電流が大きそうなルートを選びました。
標高300mを一気に上って、そのあと丘陵地を走行するルートです。
運転時間は42分。距離は22km。
温度は左側の軸、電池電流は右側の軸です。
スタート時の外気温は28℃です。
モータの温度は黄色のカーブで、最初の登坂で一気に上昇、その後は落ち着いて最大64℃でした。
インバータの温度はオレンジ色で、最初の登坂で50℃を超えましたが、以降は落ち着いて、最大45℃程度でした。
hybrid assistantによれば、それぞれの温度は複数あるセンサの中の最大値を示しているセンサの値を表示しているようですが、どこの温度なのか曖昧です。全データとそのセンサ位置をみたいですが。。
電池関連の温度を抜粋して拡大してみます。
スタート時の温度は外気温28℃に対して車内温度33℃、電池吸気温度30℃、電池温度32℃でした。朝で外はやや涼しいですが、日射で車内温度がやや上がっている状態でした。外気温度に対して、電池温度は4℃高い状態でスタート。
走行中は冷房のため、車内温度は25℃まで低下。外気は標高が高くなるので2℃ほど低下して26℃に。
電池温度は3℃上がって35℃になり、以降安定してました。
電池吸気温度は2℃上がって32℃に。電池吸気温度は車内温度に対して7℃も高く、冷却ファンは動作していないようです。(冷却ファンが回れば、電池吸気温度は車内温度に近くなると思うのですが)
走行データの一例に過ぎませんが、最後は車内温度25℃に対して電池温度35℃でしたので、車内温度より10℃高い状態でした。電池温度35℃程度では冷却ファンは動作しないようです。冷却ファンを回せば車内温度程度まで電池温度を下げられると思うのですが、そこまで一生懸命電池を冷やそうという制御はやらないようです。まだ余裕があるのでしょうか?
果たして、冷却ファンは何度で動作するのでしょうか。夏も終わりなので、今年は謎のままかな。。
Posted at 2019/08/31 19:13:15 | |
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