52系PHVの回生能力を試しに、六甲山の上から下ってみました。
麓の気温18℃、頂上付近(六甲ガーデンテラス)の気温13℃、晴天。
エアコンはオフ。
CHGメータを振り切らないように意識してブレーキング。
ルート;県道16号線
起点;神戸芦屋市境(標高867m)→終点;逆瀬川駅(標高48m) 標高差819m 距離11.0km
50系の素プリでは、早々に電池がいっぱいになって、
回生失効&エンブレ&メカブレーキとなり、ストレスのたまるコース。
実験結果:
麓まで静かに快適に下れました。回生ブレーキも安定しており失効なし。
起点でのSOC11% → 終点でのSOC44% ⊿SOC=33%
この区間での回生電力量は8.8kWh×33%=2.9kWh
考察:
標高差819mでの位置エネルギーはmgh=1630kg(二人乗車)×9.8×819m=13082706J=3.6kWh
このうち回収できたエネルギーは2.9kWhなので、回収率は2.9kWh/3.6kWh=81%
元の位置エネルギーの8割を回収でき、残り2割は走行抵抗や機械/回路ロス、メカブレーキで消費されたものと推定。
麓でブレーキディスクに触ってみたが人肌程度の温度。
ほぼ回生ブレーキで降坂していたものと思われる。
OBD2モニタでは、CHGメータ一杯のときのモータ最大回生電力は40kW程度であったが、
まれに最大25kW程度に制限されている様子であった。(理由不明)
この際のメカブレーキの介入が多少あったものと考えられる。
総じて、よくできた車だと思います。
Posted at 2018/10/30 21:18:18 | |
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