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おっさんくんの愛車 [トヨタ プリウスPHV]

整備手帳

作業日:2020年12月26日

システム起動可能な補機バッテリー電圧の下限はいくらか?検証!

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
前回の検証では、ONモード時の補機バッテリー電圧が9.6Vでも、システム起動することができました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/3057595/car/2668177/6149007/note.aspx

それでは、さらに電圧が降下した場合どうなるのか、システム起動可能な補機バッテリー電圧の下限値はいくらなのか? 検証しました。
外気3℃。
2
まずはシステム起動して、補機バッテリを十分に充電します。
約30分間システムオンし、補機バッテリー電圧14.3V、充電電流1Aとなったので、充電完了と判断。システムオフとします。
5分後、補機バッテリ電圧は12.27V(無負荷電圧)でした。

次に、ONモードとします。負荷は最小限としています。送風やオーディオ等もオフ。
このとき、補機バッテリ電圧は11.4V@放電電流12A。
3
この放電電流12Aのまま、ONモードで放置します。
徐々に補機バッテリ電圧は低下してきます。
6分後、補機バッテリ電圧は10.6Vまで低下。

10.6Vからはかなり速い速度で電圧が低下。
放置7分後には10.0Vまで低下。
(この7分間で取り出せた電力量は15.2Wh程度で、新品公称値(12V45Ah=540Wh)の2.8%でした。まあ、かなり容量低下しています・・。)
この時点で一旦システムオフとし、補機バッテリ電圧(無負荷電圧)を計測。11.55Vでした。

さらにONモードとし、放電電流12Aのまま放置。
ここからはかなり早く電圧低下が進み、おおよそ10秒間で8.0Vまで低下。システムオフし、補機バッテリ電圧を計測。
無負荷電圧は11.35Vでした。
4
放電電流12A条件では、補機バッテリ電圧は10.0Vを下回ると加速度的に電圧低下が進行します。
一方で無負荷時の補機バッテリ電圧は、それまでの放電電流積算量に応じてリニアに低下します。
このことから、負荷状態において、補機バッテリ電圧が10.0Vを下回ると、内部抵抗が急激に増加して負荷条件における電圧確立ができず、電力をとれなくなる挙動になりました。
放電終止電圧以下でもあり出たとこ勝負です。
5
ONモード(@放電電流12A)で放置した際、補機バッテリ電圧に応じて発生した事象をメモします。
9.5V: マスターウオーニング点灯、ディスプレイに12Vバッテリ電圧低下警告表示、ICS起動不能警告表示
9.4V: システム起動不能
9.1V: ナビが落ちる(黒画面)
8.3V: マスターウオーニング点灯/消灯を繰り返す

8.0Vを下回ってもONモードは継続しており、自動的にシステムオフとなることはありませんでした。各ユニット毎に動作可能な最低電圧は異なるようであり、各サブシステムは可能な範囲で動作している感じでした。速度計はじめディスプレイは8.0Vを下回っても問題なく動作していました。
6
システム起動可能な補機バッテリ電圧は、9.4V近傍でした。
つまり、ONモードの最低負荷12Aの条件で、補機バッテリ電圧9.4Vまでは起動可能のようです。

ディスプレイへの12Vバッテリ電圧低下警告が出るタイミングは、まさにシステム起動不可となる一歩手間、あるいは起動不可となったタイミングであることが判明。
事前警告してくれるわけではないようです。
7
<まとめ>
・システム起動可能な補機バッテリ電圧の最低値は、ONモード状態で9.4Vであった。
・12Vバッテリ電圧低下警告は、システム起動不能になるまさに直前で表示されるので注意。
・補機バッテリ電圧は10.0V以下の領域では加速度的に電圧低下が進行するので留意。
・補機バッテリをシステム起動可能な範囲でギリギリ使い倒す指標としては、ONモード(負荷12A)で10.0V以上を確保できるかどうか。

というわけで、補機バッテリ、あがりました。。

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この記事へのコメント

2020年12月26日 17:19
結構低いところまで頑張れるんですね。参考になりました。
(^ ^)
コメントへの返答
2020年12月26日 19:06
こんばんは。
結構頑張ってくれるようです。でも起動不能になるまえに警告が欲しいですね。(^^ )
2020年12月26日 18:19
おっさんくん さん、こんばんはー

プリウスは、警告が出たら危ないとか!!いきなり上がるとか言われてましたが、実証された方は初めてだと思います。
とても勉強になりました。m(__)m
サンデートライバーなので、いつも起動すると、11.7V、あの装備(OP)を付けてから、10.2Vで恐怖を感じてました。
バッテリー購入時は12.7V?と高かったのですが、今は常時12V以下です。(涙;
価格サイトで裏技が出てましたが、リモートエアコンが起動出来ると、システムONが可能になるという噂です。
コメントへの返答
2020年12月26日 19:13
toro_555さん こんばんは。

バッテリ劣化がどの程度なのかずっとモヤモヤしてましたので、やってみていろいろわかりました。
確かに警告でたらもう遅いかも。
今ではギリギリまで使い倒せます(^_^;
裏技の件、実はやっておりまして、システムONできますよ~。
あともう一つ、裏技があります。
またまとめますのでお楽しみに。。
2020年12月27日 11:05
こんにちは

人柱的な実験の公開データーをありがとうございます!

参考になります。
裏技の実験も楽しみにしてます〜
コメントへの返答
2020年12月27日 17:22
こんにちは。

最初は劣化具合見るだけでバッテリあがるまでやるつもりは無かったのですが、やってるうちに、限界までの余裕を知りたくなってやってしまいました~(^_^;
ギリギリまで使い倒しましょう~




2020年12月29日 1:49
こんにちは、補機バッテリーの限界を知る実験、その分析結果、大変参考になりました。警告メッセージが出たときは遅いということで注意したいと思います。ただしPHVは仮に補機バッテリーが上がっても裏技でメインバッテリーからチャージ出来るので安心ですね。この裏技ただのHVでも使えると嬉しいのですが。
コメントへの返答
2020年12月29日 7:19
おはようございます。
警告メッセージの出るタイミングは意外でした。もうちょっと早くでてくれ!という感じですね。
暗電流放電による電圧低下に気をつけておけば、相当に劣化するまではシステム起動はできそうです。
裏技は意外なPHVの利点?ですね(^_^;

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「@vertin いよいよですか。待ち遠しいですね!」
何シテル?   05/22 09:31
おっさんくんです。よろしくお願いします。
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