来年になったら試乗するつもりだったが、今後試乗できなくなるというので試乗できるうちに試乗。
モデルSとモデルXで乗り味は同じだというのでモデルXにした。
試乗したのはパフォーマンスモデル with the Ludicrous mode(P100D)。内装は洗練されているがラグジュアリー感はあまりなく中央の大きなタッチパネル以外は至ってシンプルでミニマル。フロントガラスが大きくて開放感。スーパーカー級の加速はさすがにすごい。静かでスムーズで運転が楽、自動運転もつけておけば便利そうである。
実際に試乗してみてなかなかよかったのだが、今回の値下げを踏まえたうえで将来的に買うかというと、競合他社の車に乗ってみないとわからないといったところ。アメリカで15%、日本で30%という急激な値下げは競合する他社のEVの性能がそれだけ高いということの徴のように思われる。
店内に電池とモーターがついたスケルトンなシャシーが置いてあったが、それを見るとメカニカルには極めてシンプルな構造をしていて、その分ソフトウェアでの制御が高度なのだと思われるが、例えばAudiのe-tronだとモーター周りなど相当に複雑な構造をしていてかなり違う印象を受ける。Autobahnを巡航できるようなEVにするためにはそういうメカニカルな作り込みが必要なのかなと。
試乗中はテスラ・ジャパンの担当の方が網羅的かつ丁寧に説明してくれてありがたかったが、急な発表があったりでいろいろ大変そうだなと思った。性能を試せるようなコースなのもよかった。車に関してはやはり人間の担当者がついてケアしてもらえるほうがいい。
追記(3/11)
Supercharging V3 and why Model S and X aren't eligible yet