2017.3.24 金曜日 富士スピードウェイ テスト走行①
この日は、スーパーGTの公開テストと同日で、富士スピードウェイは混雑していました。
最後の走行から3ヶ月半。
身体の鈍りも実感させられる走行でした。
この日は、注文していた新車は間に合わず、去年のままのマシンでの走行でした。
それはそれで、次回の新車テストとの比較になるので、良いと思います。
ただしかし、今回はミッショントラブルで、特に1コーナーのブレーキング時に3速以下に落とせないトラブルが発生。
特に3速→2速が落とせない。
レバーが戻って来ず、手で戻さないとならない状態。
ギアボックスの問題なのか?、それともリンケージの問題なのか?
後者であれば、さほどの問題にならないのですが、もし前者ですと
かなりの大問題になります。
ピットに戻って作業するも、原因が特定できず。
少なくとも、リンケージの問題ではなさそう。
従って、1本目の走行のみで本日の走行を終了させる事にした。
次回は3月30日の走行予定。
その日までに、ミッションオーバーホールをして頂き、ニューフレームにも組み替えていただいて、走行に備えます。
2017.3.30 木曜日 富士スピードウェイ テスト走行②
先週のミッショントラブルは、結果的にはリバースリンケージのトラブルだったので、大ごとにはならずに済んだ。
※タイミングチェーンは、交換して頂いたとの事。
今回の走行から、トニーカートのニューフレームでの走行。
今までは長年のビレルユーザーだったので、操縦性の違いに対応できるのか、心配でもあり楽しみでもあり・・・
本日の走行も、30分を2本。
1本目の走行で、いや〜何年か振りのスピンを喫しました。
ビレルとトニーの、あまりの操縦性の違いに戸惑いました。
ビレルは、アンダーステアですが、アクセルを踏んで行った時に安定する感じ。
トニーカートは、とにかくよく曲がる!。
ハンドル切ったら切った分だけ、よく曲がります。
その分、リアが不安定というか、座りが悪いというか、
ビレルのつもりでステアして行くと、曲がり過ぎてリアが流れます。
特性をよく理解しないと、巻き込みオーバーステアになります。
それで、コカコーラコーナーのクリッピングポイントで見事に操縦不能になり、スピンを喫しました。
ビレルとトニーカートって、こんなにも違うのですね。
操縦性の違いに早く慣れないと。
しかし、先週のタイムよりも、2秒以上も速いです。
こんなに不慣れな走りでも、です。
これは新車のポテンシャルを、ビンビン感じる走行でした。
そんな訳で、1本目の走行は開始後15分程度で、コカコーラコーナーのタイヤバリアの裏で見学する事となりました・・・
走行2本目。
先ほどの失敗を念頭に入れ、走行開始。
タイムと言うよりも、トニーカートの慣熟に専念しました。
タイム的には先ほどの走行時間とほぼ同じ。
しかし後半〜終盤、突然トップスピードが5km/hも遅くなりました。
何だろう、、、いやな予感がしながらも、向かい風に変わっただけかも知れないと思い、とりあえずコース上に残り、
走行を続けながら様子を見ていました。
終盤、どうしても気になり、チェッカー目前でピットイン。
ストレートスピードが遅くなった以外は、特に問題は感じていませんでした。
が、しかし、ピットに入ってから、エンジンからのオイル漏れが発覚!
うわ!、これだったか!
うーん、参ったな・・・、いやな予感がした。
2017.4.11 火曜日 スポーツ走行 ③
この日は、開幕戦前では最後の、一般スポーツ走行です。
今回までに、ニューマシンのセッティングを完了させておかねば。
さて、前回のオイル漏れのその後ですが、最悪の事態になってしまいまして、
何とエンジンのケースに、真横にバックリとクラックが入っていたとの事。
もう少しピットインが遅ければ、エンジン全損になっていただろうとの事でした。
いや〜、焦りますし、あのタイミングでピットに入って良かったです。
ケースとクランクを新品に交換して頂き、今回の走行に臨みます。
天気は生憎の雨。
気温10度、湿度69%
かなりのヘビーレインコンディションです。
3年落ちくらいの、中古のレインタイヤしか持っていないのが悔やまれます。
走行開始後、何故か最高速が伸びない。
レインだからにしても、ドライ時の最高速よりも20km/hも遅いなんて、
どう考えてもおかしい。
キャブセットをいじって見る。
メインジェットを10番薄くするも、余計に少しだけ遅くなってしまった。
現状よりも太いメインジェットを持っていなかったので、とりあえず最初のメインジェットに戻します。
コースインし、走行開始。
このフレームでのレイン走行は、これが初めて。
もうね、全く挙動が読めない。
真剣に走るも、Aコーナーでスピン1回、コースアウト1回、縁石越え1回。
いや~、富士はAコーナーが本当に難しい。
ドライでも難しいのに、レインだともっと難しくなる。
ビレルとトニーのハンドリングの違いに戸惑いながら、走行マイレッジだけは着実に増えて行きました。
そうするうちに、だんだんとこのトニーの特性が解かって来ました。
ターンインでのフロントの挙動はとにかく素直に曲がる。
私が想定するよりも、ずっと素直に曲がる。
なので、ヘタにソーイングなど当ててはいけない。挙動がおかしくなる。
コンパクトにターンインする特性を活かし、早めにステアを戻し、アクセルを開ける。
早めにステアを戻さないでアクセルを開けるものだから、スピンモードに入ってしまう。
うーん、今までのビレルとはハンドリングの特性が180度違う感じだな。
今日の様な雨の日に走ると、より一層解かり易い気がする。
結構なヘビーウエットですが、覚悟を決めて走っておいて良かった。
レインタイヤにした時に、もっとトレッドを広げたいので、
ロングハブを注文しました。
さて、次回は2017.4.14(金)
レース前の走行枠が1本あるのみです。
そこでどのくらいのタイムが出るかで、開幕戦の出来不出来が有る程度読めてしまいます。
ドキドキワクワク、、、頑張らねば。