1/13(金)封切り 「モリコーネ」を見ました。
映画音楽の エンニオ・モリコーネ のドキュメンタリー映画です。
2020年7月に逝去。享年91歳
157分の長編ですが、導入部の生い立ちから最後迄 ず~と見入ってしまいました。
モリコーネと映画監督との駆引きなど、久々の良い映画でした。
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作曲に於ける譜面に音符を入れていく作業の様子ですが
ちょうどプログラムの構造(主題)をどのようにし、どのようなスタッフを散りばめて組んでいくように似た作業内容で感慨深いものでした。
昔のプログラム作りは流れ(構造)を考えて作るのですが
今迄に無い機能は、工夫してスタッフ(SUBROUTINE)を作ります。
(限られたメモリ内で) いろいろ頭の中で考えて作る過程が面白いのです。
現在のプログラミングは、必要な関数が殆ど用意されているので
単に組み合わせるだけなので楽になりましたが
やはり無い物をあれこれ考え、出来た時の楽しみがいいですね。
モリコーネ 映画が恋した音楽家
あらすじ
500作品以上の映画とTVの音楽を手掛た。
アカデミー賞には6度ノミネートされ『ヘイトフル・エイト』で受賞、全功績を称える名誉賞にも輝いた。
そんな伝説のマエストロに、弟子であり友でもあるジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着、結果的に生前の姿を捉える最後の作品となってしまったドキュメンタリー映画を完成させた。
モリコーネ自らが自身の半生を回想、かつては映画音楽の芸術的地位が低かったため、幾度もやめようとしたという衝撃の事実を告白する。
そして、いかにして誇りを手にしたかが、数多の傑作の名場面とワールドコンサートツアーの演奏と共に紐解かれていく。
さらに、70人以上の著名人のインタビューによって、モリコーネの仕事術の秘密が明かされる。
モリコーネのメロディを聴くだけで、あの日、あの映画に胸を高鳴らせ涙した瞬間が蘇る。
同じ時代を生きた私たちの人生を豊かに彩ってくれたマエストロに感謝を捧げる、愛と幸福に満ちた音楽ドキュメンタリー。
予告
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あまり映画監督に詳しくありませんが
沢山の映画紹介が有り、各々の監督がモリコーネのことを語ります。
そして、これらの話がモリコーネの実像に迫ります。
映像にマッチした抒情的な音楽を重ねることで、
映画音楽=B級音楽 のレベルを一気に引き上げました。
これらの功績・偉業は多大です。
ヘンリー・マンシーニと合わせ、映画音楽史上に長く名を残すと思います。
※ブルース・スプリングスティーンのコメントも多々ありました。
エンニオ・モリコーネの映画音楽
荒野の用心棒(1964)
口笛に、鞭 ・・・ 記憶に残る映画音楽です。
エンニオ・モリコーネ楽団 オリジナル・サウンドトラックの表記
イタリア製西部劇はマカロニ・ウェスタンはと呼ばれました。
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夕日のガンマン(1965)
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死刑台のメロディ (1971) 伊・仏
イタリア移民の労働問題が叫ばれていたボストン。
靴屋のサッコと魚行商人のヴァンゼッティは密告により逮捕された。
だが逮捕の理由は拳銃を携帯していたからではなく、製靴会社の現金強盗殺人犯としてであった。
二人はまったく身に覚えがないにも関わらず、次々と提示される証言や証拠は彼らが犯人である事を指し示していた。
死刑台のメロディー ~ 勝利への賛歌:ジョーン・バエズ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ (1984) 米
1920年代初頭のニューヨーク。
貧困街にいたユダヤ系移民の少年は、同年代の友人を得て禁酒法を利用した荒稼ぎを続ける。
そしてギャングに成長した彼は裏社会でとある人物を裏切り、町を追われる。それから30年後。彼は不審な手紙を受け取る。
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Deborah: 旧約聖書に登場する第4の士師
ニュー・シネマ・パラダイス (1988) 伊
中年を迎えた映画監督が、映画に魅せられた少年時代の出来事と青年時代の恋愛を回想する物語。
感傷と郷愁、映画への愛情が描かれた作品。
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次は、2/23公開の『エンパイア・オブ・ライト』を見る予定です。
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Jeff Beck
2023.1.10 ギタリスト、ジェフ・ベックの訃報がありました。
死因は、細菌性髄膜炎 78歳。
2021年8月には、ドラマー:
チャーリー・ワッツ が亡くなっており 残念ですね。
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/3064457/blog/45336895/
※ 1/15に
高橋幸宏 さん の訃報がありました。 享年 70歳
70歳では未だ若いので残念です。
She's A Woman
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My love don't give me presents
I know that she's no peasant
Only ever has to give me
Love forever and forever
My love don't give me presents
Turn me on when I get lonely
People tell me that she's only follin'
I know she isn't
....
People Get Ready
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「People Get Ready」は、1965年 インプレッションズの曲で
沢山のカバーがあります。( 歌詞は公民権運動を題材 )
みんな準備は出来てるかい
もうすぐ列車がやってくる
荷物なんかいらない
ただ乗り込めばいいのさ
必要なのは信じる事
そうすれば機関車のハミングが聞こえてくる
切符もいらない
ただ神に感謝を捧げよう
....
「Peaple Get Ready」はエヴァのお気に入りで、
彼女のバンドで最初にパフォーマンスした曲
素晴しい歌唱力です。
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Eva → https://minkara.carview.co.jp/userid/3064457/blog/45566889/
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