名古屋弁

名古屋弁といって全国の人が思い浮かべるのは、「○○みゃー」と「えびふりゃー」でしょう。しかし、名古屋人に「みゃーみゃー、えびふりゃーって言うの？」と聞くと、大抵の人は怒ったり必死に否定します。

名古屋人は「みゃーみゃー」や海老フライのことを「えびふりゃー」とは言いません。しかしなぜ怒るのでしょうか。それは、名古屋人はいつも「名古屋は馬鹿にされているかもしれない。」と思っているからです。「名古屋＝田舎」という被害妄想があるんだと思います。

だから名古屋人は、県外の人と話す時できるだけ標準語でいようとします。



それでは、ここからは名古屋弁講座（笑）


「飲みなさい」⇒「飲みゃー！」（強めに発音する）

「飲んだほうがいいよ」⇒「飲みゃー」（やさしく発音する）


微妙な使い分けです。


「飲んでみやー。」（飲んでみてよ。）←ここでは大きい「や」です。

「飲みに行こみゃー。」（飲みに行こうよ。）

「飲もまい。」（飲みに行こみゃー⇒行こまいの短縮形）というのもあります。


分かりますか？
難しいですよね（笑）

上で、「みゃーみゃー」言わないって言ったけど、やっぱり言ってるのかも（笑）
結局、田舎もんに見られたくないっていうプライドなのかも（汗）