
以前、整備手帳でイレーゼ ボディーコーティングシャンプーを使用したのですが、その結果がイマイチでした。主任の感覚ではコーティングの効果が薄いなと思ったのですが、実際本当に薄いのかなと少し疑問に思ったのでちょっと実験してみたいと思います。
実験で使うのはこちら
アルミのパネルです。
コーティング剤の種類とか効果をネットで調べたことのある方なら、一度は訪れたことがあるであろうあのサイトを
パクッて参考にしてみたいと思います。
このパネルに耐水ペーパーで傷をつけて
この状態で行います。
さて実験を行う前に、このパネルにコーティング剤を塗布して定着し変化を見て取れるか実験してみたいと思います。実験を行う前の実験です。
使用するのはこいつです。
VuPlex(ヴュープレクス)です。
これを車に使えば結構艶が出ます。これならパネルに変化が出やすいと思います。
このようにマスキングテープで真ん中から区切り左側に塗布します。
すでに変化がわかりますね。
マスキングテープを取ります。
はっきりと違いが現れています。
コーティング剤がちゃんと定着し変化が現れることが証明できましたね。
さて、ここから本番です。
イレーゼ ボディーコーティングシャンプーはコーティング入りのシャンプーです。シャンプーすると同時にコーティングもできちゃいます。
コーティングシャンプーは普通のコーティング剤と比べると効果は薄めです。
成分はケイ素化合物と界面活性剤。界面活性剤は洗浄成分なのでケイ素化合物の働きに期待します。
では、一旦パネルをリセットし、同じようにマスキングをして左側に使用します。
車に使用するのと同じようにスポンジにシャンプーをつけて洗い、水で流します。これを3回繰り返しました。
さて、どうでしょう。
おい、仕事しろよケイ素化合物。
薄い、薄いよ。見えないよ。
う~ん、やっぱりヴュープレクスと比べると全然違いますね。
もしかしたら水を拭き取った時にコーティングまで拭き取った可能性があるので、一応霧吹きで水を吹きかけて確認してみました。
左側と右側の水滴が違います。左側は丸々としています。
どうやらちゃんと定着しているようです。
まあ、普通のコーティング剤と比べると薄いのは予想の範囲内です。
では、同じコーティングシャンプーと比べるとどうでしょう。
以前整備手帳でも使用したリピカさんのコーティングシャンプー(以降リピカ)。
それとプロスタッフさんのミスターマジック ゴールド(以降ミスターマジック)です。
リピカは性質が似ているので、ミスターマジックはホームセンターで購入できるコーティングシャンプー代表として選択しました。
成分は、
リピカが、シリコン混合剤と界面活性剤。
ミスターマジックが、ケイ素系ポリマー、シリコーンオイル、陰イオン系界面活性剤、カルナバろうです。
このように施工します。
左がイレーゼ、右上にリピカ、右下にミスターマジックです。
イレーゼのボディーコーティングシャンプーと同じように洗っては水で流しを3回繰り返します。
うん。全部薄いです。
イレーゼとリピカが同じくらい、ミスターマジックがいちばん濃いですね。カルナバろうのおかげでしょうか。
リピカは実際に使った時は結構効果あったように思えたのですが・・・。
次は水を吹きかけてみます。
3つともコロコロとした水滴になっています。撥水していますね。
さて、イレーゼのボディーコーティングシャンプーは本当に薄いのか実験したわけですが、普通にコーティング剤を使用したほうがいいよねって事でした。
しかし、コーティングシャンプーって洗いとコーティングを同時に済ませることが出来るので、余り時間をかけたくない時に便利なんですよね。
以上。自己満足の実験でした。
Posted at 2019/01/22 22:40:03 | |
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