黒影・真のブログ一覧

15日（月）、バリオスで道の駅周りをしに行きました。今回は前回のリベンジも兼ねて。まず、




【瀞峡街道・熊野川】









ここは私の身内が押してくれた６つの道の駅の残る最後の道の駅。それと前回来たらやってなくて、今回やっと私もスタンプを押すことに成功致しました♪スタンプは行った証に別のスケジュール帳の空きに押しておきました。




さて、ここからは久しぶりに近畿の道の駅のスタンプを増やすべく、国道168号から国道42号にチェンジ。国道42号から那智勝浦新宮道路（無料）に乗り、那智勝浦ICで再び国道42号に出て、まず道の駅【なち】に行ったらお休み。気を取り直してそのまま42号で





【たいじ】










【くしもと橋杭岩】

（※本州最南端の道の駅）









【一枚岩】









【虫喰岩】














【瀧之拝太郎】










地図を見ながら【瀧之拝太郎】から42号に戻らずに狭い山道を抜けて一気に168号に出て、奈良に帰ろうと出発しました。な～に、バイクだから大丈夫だろう♪




そう思っていた時期もありました。





十津川の親戚のおじさん宅に行った時の道を遥かに凌駕する上に超ロングコース！





道幅がめちゃくちゃ狭い＆道路が荒れてガタガタ！ガードレールがない所多数、道路一面に落ち葉がある場所や巨大な落石、石がいっぱいの場所、はたまた前日の雨か湧き水か道路一面水浸し。ぶっとい枝がそこら中に落ちてたりのヘビーローテーション（汗）




ここ日本ですか？




オフ車で走る様な林道をバリオスで走る！




嗚呼、こんな事なら途中で「行けない事はないけどお薦めは出来ない。今は通行止めになってないけど、いつ土砂崩れが起きるかわからない。それと携帯は繋がらない。引き返した方が良いよ。道が険し過ぎるから」と私に忠告してくれたお巡りさんの言葉を聞いとくんだったと後悔（泣）





あれですわ。人の忠告を聞かないでバーベキューして、中洲に取り残されて救助されるDQNと全く同じ（号泣）




そんなこんなで道が３つに分かれている場所に辿り着いた。どっちに行ったら良いか、地図を見ながら考えているとそんな場所に犬を連れた女性（おねぇさん）が！





もうね、女神に見えましたよ。





おねぇさんにまず現在地を聞こうと地図を見て貰いました。




おねぇさん：
「うっ！私、老眼！」




女神様は老眼だそうです（汗）




おねぇさんは老眼にも負けず、頑張って目を細めながら現在地を教えてくれました。そして、おねぇさんから言われたのは“まず42号に出ろ”でした。さすれば遠回りしてもスピードが出せる、との事。




もはや、恐ろし過ぎて引き返せないので３つの道、どれをどう行くかご教授願いました。




まず、１番右の道は「確実に死ぬよ」と言われました。ﾁｰﾝ




１番左はおねぇさんが住む集落があるみたいで私には関係なし。




となると真ん中！




おねぇさん：
「真ん中を行きぃ。そしたらちょっと広くなってる道に出るから。で、トンネルがあるからトンネル側へ行って、ひたすら走れば42号に出られるよ。42号からぶっ飛ばして帰りぃ」




ちなみにトンネル側とは逆の方向が私が最初に地図を見て考えたルートだった様ですが、そっちに行ったら道は通じてるけど、さっきの「確実に死ぬよ」と言われた道と同じ結果が約束される様な超険しいルートだとか。





もうこれ以上の険しい道は嫌だし無理だし。





更に日が落ちて暗くなったら…




トンネルまでのしばらくは今までと同等の険しい道でしたが、トンネルまで来たら





黒影：
「センターラインがある道や！何か涙出そう！」




と普通の道を見て感動しました。←




黒影：
「これを右やな。左は確実にあの世逝き…」




右に曲がってトンネルに突入。バリオスの甲高いエキゾーストサウンドが響き渡る。

（※ずっとノロノロ運転でフラストレーション溜まりまくり）




それから何やかんやで42号に出られて、無事に奈良まで帰れました。




帰って来れたのはおねぇさんのお陰。えらい目に遭ったのはその前に私がお巡りさんの忠告を聞かなかったせい（汗）




…で、ございます。





と、今は笑っていられますが…。