
CX-5でディーゼルを選んだ理由ですが、圧倒的なトルクと燃費とのバランスという点が一番なのでしょうが、もう一つ、この20年ほどの進化を見てみたい、というのもあります。
17、8年前になると思いますが、仕事でパジェロやスペースギヤ、エスティマのエミーナ/ルシーダなどのディーゼルに乗る機会が多かったように思います。当時のディーゼルは一定の市民権を得ていたと思います。具体的な数値はしりませんが、シェア10%程度あったとか。
三菱のパジェロは当時大ヒットしており、人気は2800ccのディーゼルターボ(4M40)だったと思います。が、乗ってみると思ったより走らない。スペースギヤもしかり。エスティマ兄弟はノンターボだったのでもっと走らない。
正確に言うと、力(トルク)はとてもあるのですが、ガソリンの伸び感に比べると吹け上がりが重くて頭打ちが早すぎるし、かなり振動も大きかった。ですので、とても購入しようという気にはならなかったのを覚えています。
そうした時に、ボンゴフレンディーに2500ccのディーゼルターボ(WLT)が搭載されて発売されました。当時はオートフリートップに注目が集まってましたが、これに試乗したらびっくり。振動騒音は抑えられた上で、ガソリンエンジンかと思うような軽い吹け上がりで(頭打ちはきますが)で、かなり速かったですね。この車でディーゼルの価値観が変わったのを覚えています。
それからのディーゼル暗黒時代を経て、今年出てくる新クリーンディーゼルはいったいどのような進化を遂げたのか、大変興味あります。VWやBMW等のディーゼル等との比較も楽しみですね。
Posted at 2012/02/01 20:54:11 | |
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