ランクルでレスキューな日々(13)友は驚かず

富士山５合目の太郎坊で友人と無線をして遊んでいると我々に「引いてください」と助けを求めてこられました。200m位先のコンクリートの上に火山灰の細かい粒が撒かれた状態のガードレールのないコーナーで乗用車が火山灰に乗って曲がりきれず法面に落っこちたとのことです。　
←の200はウインチ無し　前車100での話しです。

法面に落ちているので　ソフトカーロープではむり、ウインチを使用しないと引き上げられません。最近は四駆でもウインチつけている人は少ないんだから　我々に声をかけたあなたはラッキーなどと思いながら　引上げ作業に掛かります。
コーナーの途中なので前後の交通を友人に止めてもらい　道路を挟んで反対側の空き地から引き上げます。　(私の友人らはウインチを使用しても驚いてくれません！　そして、前後の交通を止めて、ランクルのタイヤに大きな石を噛ませたり、言わないでも動いてくれます！！　みんな、慣れすぎだよ！！　私は引上げ作業に集中できますが　)　一応引き揚げなのでスナッチブロック(滑車)を使ってダブルワイヤにしてウインチに掛かる力を軽減減速します。無事、引きあがりました法面が細かい火山灰でできているため　車も痛んでいないようです。止まりきれずに滑り落ちちゃった感じでしょうか？(スピードの出しすぎですね！)

私の友人は私がウインチ使うのをしょっちゅう見ているので　珍しがりません。　ホントにトラブルばっかり遭遇してみんな慣れてしまった

教訓：やっぱりスナッチブロック、シャックルは常備品