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大雨でレスキュー依頼(前編)

会社の帰りにバケツをひっくり返したどころか　風呂桶をひっくり返したような雨が１時間ほど続いて、やみました。家に帰ると友人Ｅから電話があり「車が水没した助けて！」
緊急出動です。

ところがＥの救出に向かう途中で道路が水没して池になっており手前で手を振る人が、「この先通れません！車が沈んでいます！！！」　どこにも車が見えませんがよく見ると濁った水の下に屋根らしきものが見えます。
シルビアが完全に水没して潜水艦になっています。知らない人だけど車が水没して途方にくれており、あまりにも気の毒なのでどうやって救出しようかと。
ウインチを繰り出して準備するうちにに水が引いて　ボンネットとトランクが見えてきました。
私は泥水に漬かりたくなかったので　この方にウインチのフックを水面下のバンパー下、牽引フックに掛けるように頼みました。路面がアスファルトだからシングルラインでウインチングＯＫということで　簡単に引き抜いてあげました。しかし、たぶん廃車だろうな、ご愁傷様です。あとはご自分で手配願いますということで　先に向かいます。

さて、Ｅのレスキューに向かうにはこの水没した凹を超えていかなくてはなりません。
かなり水位は下がってきていましたが突入！　このとき水深50cmぐらいはあったのでしょうかバンパーで掻き上げられた水は全部ボンネットの上に被ってきます。ボンネットに大量の水が絶え間なく押し寄せてきて、フロントウインドウに波が押し寄せます、まるで水中を走行しているようです。
ある程度以上の水位だとバンパーで押し出された水がフロントグリルを覆い尽くしてボンネットに上がってくるのですね！！！！！！　かなりヤバイです、水吸ったらおしまいよ！

水圧でナンバープレートが曲がりました

無事走破しました。　先ほどの気の毒な方に手を振って挨拶して　Ｅのところへ　(つづく)

教訓：バンパーで水をかき分ける時は　フロントナンバープレートを外しておくべし

ランクルBJ74V,HDJ81V,UZJ100Wと全てウインチ付き車両でした。
全て実話です。