革巻きシフトカバーを加工してボタンを押しやすく

おなじみ、トリコローレエクスチェンジのシフトカバー。革の質感は素敵ですし、丁寧な説明書もスバラシイ、、とは思うのですが、なーんとなく右側のボタン部分の処理に納得がいかない、と感じます。ボタン基部の出っ張りまで革でひとまとめに覆ってしまうので、ボタンもなーんか奥まって押し難いし。

それほど高価なものでもないし(と自分に暗示をかけて安心させる)ちょっと加工してみることにしました。

一度縫い上げたカバーを取り外します。内心また縫うのか、、と思ってしまいますが、躊躇せずに糸をちょきちょき。
カバー外したら、内装剥がしをパーツな隙間に入れてグリッとこじる。すると写真のようにボタン基部が取り外せます。
矢印のところに小さなスプリングがありますら、吹っ飛ばすとめんどくさそうな予感がしたのでそーっと5ミリ程度隙間を作って作業しました。

何回かに分けて、大きくなりすぎないように気をつけながら、ボタン基部を通せる穴を開けました。革を巻き込んでパーツはめ込みで固定したかったのですが、革をしっかり巻き込むとパーツがはまらない、、、仕方ないのてほぼピッタリサイズにしてほんのちょっと巻き込むくらいを狙います。

革の断面はどうしても白く目立ってしまうので、油性マジック（´-`）でフチを黒くレタッチしておきます。
(写真の革は右半分をレタッチしたところ)

革の穴の調整をやるだけやったところで、今回空けた穴付近に両面テープを貼り込みます。
ステアリングカバーについてきたテープをちょびっと流用。きっと革に相性いいテープのはず！

気合いで被せます。
テープを密着させて隙間を作らないようにしつつ、革の端を少しだけ巻き込むようにパーツをはめ込み、縫うためのフィッティングもします。一発勝負の気合いでゴー。
なんとか被せたところです。

なんとか縫い切りました。結構イイ感じ？

と、思いきや裏の仕上がりがちょっとビミョー、、、

うん、でも取り付けたらカッコいいな！ボタンもスッキリ押せるし、テープで固定したから革の浮きやズレもない。

革の手触りと操作の快適さを両立できたので、満足満足。