開催が揺れている東京オリンピック、
先が読めない状況となっていますが
個人的に楽しみな競技は
初めて正式種目となる”サーフィン”です・・
(ジジイのくせにと言われそうですが)
スキーやアイスホッケーも大好きなスポーツですが
一番好きだったのがサーフィンなんです。
学生時代から熱中し、サーフィンをするために バイトに明け暮れ
就職後は、サーフィンをするために 海に近い勤務地を希望して各地を転々・・
気がつけば歳をとり、体力も衰えたころ、管理職となり責任ある立場に就き、
仕事への影響や家庭の問題等からやむなく引退しましたが、
30年間 大好きな海と向き合ってきました・・・
=若かった頃の一枚=
北海道は3つの海に囲まれていて、季節によっていい波が立ちます。
普段は太平洋、秋はオホーツク海、冬は日本海と
波を求めて 東へ西へ 走り回り、新車も毎回 3年で10万キロ超えでした。
でもね、寒いんですよ北海道は・・・海水もとっても冷たいんです・・・
つくづく本州の環境が羨ましかった。。。
=埼玉からのトリップサーファー=
私がとある北海道の東端の街に勤務してた頃の話です。
そこは大自然と そこそこの波があるものの、
夏でも20℃を超えることが滅多に無い寒冷地
海水温が想像を絶するほど冷たいうえ、濃い海霧が発生するなど、
北海道の中でも条件が良くないサーフポイントでした。
そんな過酷な環境の海ですが、
毎年、わざわざ埼玉からやってくる物好きなサーファーがいました。
彼は50代後半で、若い彼女と大型犬一匹とともに来道し
毎年2~3ヶ月程は滞在していました。
=埼玉サーファーのキャンピングカー=
道東のド田舎で3ヶ月近くもキャンピングカー生活してたので、
野生大麻の採取とかを疑われて不審者通報され
警察の職務質問をしょっちゅう受けていたそうです。
私は逆に暖かい奄美大島とかに遊びに行くのが楽しみだったので
なぜ、こんな寒くて冷たい海に毎年来るのか聞いてみました。
彼曰く、とにかく人が少ない場所を探して
全国をサーフトリップした結果、ここにたどり着いたと言っていました。
たしかに、北海道でさえメジャーなサーフポイントはどこも混雑、
まして本州で人が少ないポイントなんか皆無ですから
寒くて水が冷たくても、彼にとっては楽園だったのですね。
春になり、そろそろ海のシーズンなので ふと彼のことを思い出してしまいました。
あれから20年近くなるので、もう80歳近くなっていると思います、
さすがに海は引退してると思いますが、今でも達者でいて欲しいですね・・・
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Posted at
2020/03/21 18:23:19