先日、神奈川県座間市にある日産ヘリテージコレクションを初めて訪問しました。これまでも多くの方々が訪れていますが、とても感激したので見学の感想などを記してみたいと思います(^ ^)
1965年に完成し、その翌年から操業を開始した旧座間工場は、1995年まで日産の主力生産工場のひとつとして数々のクルマを世に送り出してきました。工場閉鎖後は座間事業所となり、その一角に日産ヘリテージコレクションがあります。
エントランスホールには座間工場の歴史を感じさせるクルマ3台が並びます。
展示ホール入り口前には、1987年の東京モーターショーに出展された「MID4」が置かれていてテンション上がります🎵
このMID4(II型)はミッドシップ+4WDのスーパースポーツカーです。市販には至らなかったものの、紙媒体メインの時代に胸を高鳴らせた一台です。
いよいよ約90分の見学スタート。約300台がズラリと展示されています。試乗できる日もあるそうですが、今回は見学のみでした。ガイドさんから一通りの説明を聞いた後、自由見学となりました。
ダットサン、プリンス時代の歴史あるクルマが整然と並んでいます。
スタートは、1933年に日本初の自動車量産メーカーとして産声を上げた当時の一台。
僅か一世紀の間に目覚ましい発展を遂げたことを実感しますね∑(゚Д゚)
日本の自動車産業黎明期のクルマが並びます。
ダットサンの消防車は、サイレンもウィンカーも手動式です。可愛いらしい雰囲気ですね♪
上皇陛下が皇太子時代に自らハンドルを握り、三浦半島をドライブされたプリンス セダン。
皇太子殿下のお眼鏡に適ったクルマらしく、とても存在感があります◎
赤のボディカラーが映えるダットサン スポーツ。
1959年に発売され、後にフェアレディのネーミングを与えられます。
フェアレディZのルーツとなるクルマです。
1960年登場のプリンス・スカイライン スポーツ。
イタリアのデザインを採用した初の国産車らしく、とても洒落ています♪
1964年に開催された東京オリンピックの聖火輸送車を務めたセドリック スペシャル。来年2020年には2度目の東京オリンピックが開催されますね♪
日産ヘリテージコレクションの素晴らしいところですが、煌びやかな車ばかりではなく普通の車も多数揃えられています。
子供の頃、買って貰ったフェアレディのミニカーが宝物でした🎵
フェアレディ240Zのパトカー。
神奈川県警で活躍した車両ですが、このパトカーを見たら戦意喪失ですね 笑
Y31セドリック・グロリアをベースに製造された初代シーマ。シーマ現象と言われるほど大ヒットしたクルマです。
「マッチのマーチはあなたの街にマッチする」なんてCMが流行りましたね。
若い人は知らないだろうなぁ…
マーチベースのBe-1。
パイクカーシリーズも展示されていました。
井上陽水さんを起用し「くうねるあそぶ」のキャッチコピーを付けた初代セフィーロ。発表会を見に銀座の日産ギャラリーまで行ったものの、奇抜過ぎるフロントデザインにガッカリしたなぁ…
WRC参戦を前提として開発されたパルサー2000 GTI-R。
高嶺の花だったシルビアS13。
「アートフォースシルビア」のキャッチコピー通り、流麗なデザインに痺れました。
強烈なインパクトだったスカイライン GT-R。
3代目となるR32GT-Rから新たな歴史が始まりましたね(^ ^)
人類史上最速のスプリンターと言われたウサイン・ボルトのゴールドGT-R。
ガイドさんによれば3台作られ、ボルト本人に送られた他に2台あったそうです。
レース車両の展示エリアに向かうと…
ラリーで活躍したクルマが並んでいます。
ラリーへの挑戦は、1958年 ダットサン1000セダン 富士号から始まったそうです。
満身創痍の状態で過酷な戦いを想像させますね。
ラリーカーの向かいには…
国産初の本格的レーシングカーとして1966年の日本GPで1・2フィニッシュを飾ったプリンスR380。
めちゃくちゃカッコ良いです(^ ^)
1968年の日本グランプリで優勝したR381。
1966年に日産自動車がプリンス自動車を吸収合併し、ニッサンR381として受け継がれていきます。
ズラリと並んだグループCカーも壮観です♪
1986年のル・マン24時間レースに参戦、星野一義・鈴木亜久里・松本恵ニの豪華ドライバー陣がハンドルを握った一台。
高校時代、星野一義さんにサインを頂いたことがあり、握手して貰った時の星野さんの厚い掌に感激しました🎵
1991年のデイトナ24時間レースで総合優勝した記念すべき一台。
当時の熱い戦いに想いを馳せました(^ ^)
どのクルマも良好なコンディションを維持していてピカピカです!驚くことに約70%の車両が走行可能な状態で保存されているそうです!!
当日はスカイライン2000ターボRSのボンネットを開けてFJ20型エンジンを見ることができました(^ ^)
右を見ても左を見ても、楽しくて楽しく仕方ありませんでした!!!
童心に帰ってはしゃいでしまいましたが…とても楽しいひと時でしたヽ(´▽`)/
何となく元気がない印象の日産ですが、「技術の日産」の底力を発揮して僕らを楽しませて欲しいですね♪
乱文乱筆ですが、最後まで読んで頂き有難うございました(^ ^)
楽しいカーライフを🎵
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Posted at
2019/12/03 17:32:04