
金田正太郎(かねだ しょうたろう)
正太郎の愛車ディスコ・ボランテ(実車)
演 - 内藤正一(テレビドラマ)、池松壮亮(映画)
声 - 高橋和枝(第1作)、山田栄子(第2作)、田中秀幸(FX)、折笠愛(FXにおける少年時代)、くまいもとこ(第4作)、齋藤智美(ガオ!)
本作の主人公の少年探偵。快活で、機敏な行動力と大人顔負けの推理力と発想で事件を解決する。自動車を運転し、拳銃の名手であり、ジェット戦闘機に乗り込んだり、ヘリコプターの操縦や潜水作業等をも率先してこなす。鉄人事件以前から少年探偵として名を馳せ、警視庁にも出入りして捜査に協力する。鉄人事件以後は鉄人28号操縦者として、悪に戦いを挑んでいく。洋風の円形をした邸宅に一人で生活している。普段はブレザーと半ズボン、そしてネクタイを締めている。初期の愛車はクーペタイプのアルファ・ロメオ ディスコ・ボランテ(英語版)。重馬敬著の小説版では緑色のトライアンフTR3Aを使用。
アニメ第3作では生年月日が1950年3月25日(ただし、少年時代の回想では1974年に採用された74式戦車が度々出ている)とされ、成人(アニメ第1作の正太郎が成長した姿)として登場。とある事件で関わった事が切っ掛けで出逢った榊財団の社長令嬢で女性科学者の榊陽子と結婚し、長男・正人(第3作の主人公)をもうけたとされている。
映画『白昼の残月』では、母違いの同名の兄、ショウタロウが登場。
正太郎の名前が「ショタコン」という少年愛を意味する語源となったという説がある。当該項目を参照。
敷島(しきしま)博士
演 - 美川洋一郎(テレビドラマ)
声 - 矢田稔[1](第1作)、金内吉男(第2作)、牛山茂(第4作)、山本兼平(ガオ!)
鉄人28号を開発した科学者。普段は穏やかな性格で冷静沈着であり大学教授のような面持ちであるが、銃を持って行動したり、爆破作業も得意である。正太郎にとって模範的な父親のような存在で、自身も正太郎を息子のように思っている。
太平洋戦争時、軍の命令で鉄人計画に加わり鉄人28号を開発していた。爆撃後生き残り、近くの島に渡り隠れ住み、戦後の鉄人事件を知って極秘裏に帰国した。帰国後独自に鉄人事件を追っていたが、正太郎と出会ってからは良き協力者として助言や鉄人の修理、科学犯罪の分析にと多岐にわたって活動を共にする。正太郎を実の息子のように思っていると大塚に語った事もある。また、鉄人開発者として自身が事件の標的になる事も多かった。既婚者で、息子の「鉄男」は正太郎の友人でもある。
アニメ第2作では娘の牧子(ニックネームはマッキー)(声 - 滝沢久美子)がいて、正太郎のガールフレンド。
実写版では、娘のみよ子、兄の敷島技師と敷島技師の妻が登場するが実写版オリジナルの人物である。逆に敷島博士の父親と思われる敷島老人が原作の序盤で登場するが原作のみでいずれのテレビ版にも登場しない。
下の名前はアニメ第2作では大次郎、他のアニメと原作では隆、実写版では俊夫となっている。
アニメ版第4作では金田博士や鉄人を妄信している節があり、時折、狂気的とも言える言動を見せる事もあった。しかし、その敷島博士さえもが太陽爆弾に怯え、鉄人を葬ろうとした時、物語は終幕へと動き出した。
大塚(おおつか)署長
演 - 有木山太(テレビドラマ)、柄本明(映画)
声 - 富田耕生[2](第1、2作)、稲葉実(第4作)、松山鷹志(ガオ!)
警察官として敏腕であるが推理力では少年探偵の正太郎にかなわず、正太郎とはホームズとワトソンを髣髴とさせる関係でもある。正太郎にとっては父親ではなく親戚のおじさんのような存在だが、署長は正太郎を息子のように大事に思っている。既婚者で子供はいないが、妻の加代子はかなりの美人である。
正太郎以上に感情の起伏が激しく、大いに泣き・笑い・怒るのであるが、常に冗談や場を和ませる笑いを振りまき、ムードメーカーでもある。行動派であり上官として部下の信頼も厚い。警官としても人間的に正義感溢れる好人物。
初期は「大塚」と言う苗字は付いておらず劇中でも「署長」とだけ呼ばれていた。アニメ第2作では茂という名前がある。
Posted at 2021/01/15 21:03:11 | |
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