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2024年01月27日 イイね!

【282】傾斜計について

【282】傾斜計についてスターワゴン4WDのGLX以上(94年式はXも含む)に装備されていた傾斜計。
不必要で外す人も多かったようですが、私はこのような計器が好きなので、重宝しています。

この傾斜計について、ちょっとしたお話を書きます。


まず、デリカの傾斜計は分度器ではありません。
重力加速度と車体の運動加速度との合成角を表示しています。
つまり、路面の勾配をはかる計器ではなくて、重力加速度に対する車体姿勢をはかる計器です。

ご存知の通り、運動方程式ma=Fを見れば言うまでもありませんが、運転操作は全て車体の加速度をコントロールしているので、傾斜計は運転操作そのものを可視化しています。
(例えば、アクセルの語源アクセラレータの日本語訳は加速度です)

例えば、平らな道で発進する際に、傾斜計が上り10°を示している場合、0.18Gで加速していることになります。
参考
0.1G:6°
0.2G:12°
0.3G:18°
0.4G:24°

等加速度運動を心掛けることで、車体を安定させることができます。
傾斜計の角度が一定の数値となるような発進、カーブ、減速ができているかどうかは、運転操作の技量を客観視する際に非常に重宝します。(意図的に運動途中でステアを切り足すこともあるでしょうが)

傾斜計の角度を加速度に置き換えれば、タイヤ摩擦円への目安としても使えることが分かりますね。

ただし、この傾斜計はシリコンオイルのダンパー機能があることで機能します。
オイルが抜けた状態では、傾斜計自体の慣性が大きすぎて、実用的ではありません。
適宜シリコンオイルを管理する必要があるのは玉に瑕ですね(^◇^;)
Posted at 2024/01/27 12:18:13 | トラックバック(0) | 日記
2023年07月02日 イイね!

【281】スターワゴン各年式のマイナーチェンジ内容

スターワゴンについて、詳細に記載されたホームページは時代の流れとともにだいぶ減ってしまいました。
しかし、スターワゴンの人気は未だに一定数あり、近年オーナーになったという方も少なくないようです。

私は、年式の詳細内容なんて好きな人だけが知ってれば良いし、知らなくったって別に恥ずかしいことではないと考えているため、質問されたとき以外は自分から『何年式は~』とか言わないようにしていました。
ただ、上述の近年オーナーになった方々に対して間違った知識を教えている光景を目にするたびモヤモヤしていました。
ホームページも減少した現状では、間違った知識が伝承されて、正しい内容が埋没してしまうのではないかなと。
と、いうことで前置きが長くなりましたが、スターワゴンの年式変更の内容についてまとめてみることにしました。

0.はじめに
マイナーチェンジとは、小さな手直しや改良などの変更、カラーバリエーション等の商品性向上になります。
ここでは公称変更(実施)時期を記載しますが、法規対応を除き "内容によって" は先行実施や在庫品償却後の実施となるため、公称時期前後の実際の個体と反映状況が異なる場合があります。(部品を買う際に、車台番号の下一桁まで確認するのはそのためです)
また、ここではランニングチェンジ内容と主要装備(販売価格や類別体系に影響するような商品力に関わる内容)変更を並列して記載します。

1.1986年6月~1987年8月
P系スターワゴン最初の年式です。最初が故、変更点がないので、この年式だけにある特徴を記載します。
・4WDのフロントガードバーは、GLX以上のディーゼル車のみ装着
・フロントステップは4WD全車にディーラーOP(エクシードも非装着)
・エクシードのフロンドウインドシールドは、上端がぼかし処理
・4WD-エクシードは2500のみ
・4WD-エクシードはサンルーフのみ(エアロルーフはない)
・4WD-GLX以下は14インチホイール
・4WD-XLはパワステが2000:非装着、2500:装着
・2WD-エクシードは2000のみ
・パワーウインドウスイッチのロゴがプレート
・86年12月頃まではスライドウインドウのつまみ室外側は金属製

2.1987年9月~1988年7月
類別展開
・4WDはガソリン車が2000→2000MPI
・2WDはエクシードのみガソリン車が2000→2000MPI
・4WD-エクシードにガソリン車(2000MPI)追加
・4WD-XLのガソリン車(2000)を廃止
・4WDのディーゼル車は排ガス規制区分N→Q
・2WDのディーゼル車は排ガス規制区分N→Q(M/Tのみ、A/TはNのまま)
・4WD:エクシードにエアロルーフをGLXにサンルーフを追加
エンジン
・TURBO-D:セラミックチップ付ロッカーアームを採用
・TURBO-D:硬質メッキ仕様のアジャスチングスクリュを採用
・TURBO-D:電子制御式EGRを追加装着(M/T)
・2000MPI:コントローラE2T 14081
パワートレイン
・2WD-A/Tのプロペラシャフト径を変更(405X65→403X75、M/Tと統一化)
・4WD-2000MPI用デフを設定(減速比とベアリング径がTURBO-Dと異なる)
・4WD-GLXに15インチホイール(エクシードと統一化)
・4WDに15インチアルミホイールをオプション設定
・4WD-XLの標準タイヤ変更(195SR14)
ボデー
・2WD-エクシードのフロントY字フレームを200mm延長
・2WD-エクシードのフロントバンパを大型化
・エクシードにブロンズガラスを採用、GLXにオプション設定
・4WD全車にフロントガードバー標準装備
・4WD-エクシードにフロントステップ標準装備
・DELICAデカルのデザイン変更
・1988年4月からスリーダイヤがフロント及びリヤ(+MMC)に追加
電装品
・パーキングランプの廃止
・ホーンの変更
・オーディオステージを4WDにメーカーOP設定
・空調吹き出しモードにFACE/FOOTハイレベルモードを追加

3.1988年8月~1989年7月
類別展開
・4WDにA/T追加
・2WD-XLにガソリン車(2000)を追加、エアロルーフを廃止
・2WD-DXにハイルーフを追加、エアロルーフを廃止
・ディーゼル車は排ガス規制区分N→Q(A/T)
エンジン
・TURBO-D:ニードルベアリング付きローラーロッカアームを採用
・TURBO-D:カムの高さ変更(36.553→37.05)
・TURBO-D:バルブタイミングの変更(カムシャフト後端にRの刻印)
・TURBO-D:電子制御式EGRを追加装着(A/T)
・4WD-A/T:A/Tミッション搭載(レイアウト確保)のため燃料タンクを2分割(43Lと32L)
パワートレイン
・4WD-M/Tのトランスファを変更(4Lのギヤ比1.944→1.925)
・4WD-A/T用フロントデフを設定(減速比はTURBO-D、ギヤ形状とドライブシャフトはMPIと同じ)
足回り
・トーイン値の変更
・トーションバーの外径・ばね定数を変更
・4WD:ショックアブソーバーの減衰力を変更(2000MPI除く)
・4WD:フロントスタビの外径を変更
・4WD:ロアアームのブッシュ形状を変更
・4WD-XL:スタイルドホイール(14)をオプション設定
・2WD:フルホイールカバーのデザイン変更
・4WD:ブレーキブースターの仕様変更(TURBO-D)
ボデー
・亜鉛メッキ鋼板の使用箇所を追加
・寒冷地仕様のフロントドアウェザストリップの形状変更
・2WD:ツートンカラーの塗分け位置を変更
・2WD:電動リモコンドアミラーを装備(格納は手動)
・4WD:大型サイドステップのBRKT変更(燃料タンク分割車)
・シートベルトバックルを変更
・4WD:高級トリムをオプション設定
電装品
・2WD-エクシード:電動サンシェードの採用(クリスタルライトルーフ部)
・運転席まわりのスイッチ部に透過照明を採用

4.1989年8月~1990年7月
類別展開
・4WD-エクシード:クリスタルライトルーフを追加
・4WD-エクシード/GLX:ハイルーフを追加
・MPI車の排気量を2000→2400に変更
エンジン
・MPI車:原動機をG63B→4G64に変更
パワートレイン
・A/T全車:誤操作防止機構を採用
・4WD-MPI:クラッチを機械式→油圧式に変更
・4WD-A/T:4速のギヤ比を変更(0.688→0.730)(KM148→V4AW2)
・4WD:フロントプロペラシャフトのトランスファ側の給脂を廃止
・2WD-MPI:リヤデフ5号→6号に変更、アクスルシャフト、プロペラシャフトも併せて変更
・4WD-MPI:フロントデフをTURBO-D[M/T]と同じに変更
・4WD-MPI:最終減速比を変更(5.285→4.875)
足回り
・ワゴン全車:アッパーアームのブッシュを弾性ゴムから樹脂製に変更
・4WD:ロワアームブッシュの形状を変更
・4WD-MPI車、TURBO-D[M/Tのクリスタルライトルーフ/ハイルーフ]
 :リーフスプリングの4番目の板厚を12→14mmに変更
・MPI車:リーフスプリングにダイナミックダンパを追加
・2WD-GLXとXL:タイヤサイズを変更(175SR14→185SR14)
・2WD-XL:アルミホイールをメーカーOP設定
・TURBO-D[A/T]:ステアリング内部にダイナミックダンパを追加
・4WDクリスタルライトルーフとハイルーフ
 :ディスクブレーキを専用設定(ホイールシリンダの内径大型化)
 :ブレーキパッドの材質を既存類別から変更
 :Gセンシングの制御内容を既存類別から変更
 :スタビライザ径を変更
ボデー
・エクシード:ラクーン塗装の採用
・A/T:フットレストを装備
・DXとGL:フロント/リヤバンパ両脇の樹脂部分をカラード化
・エクシード:ワルツベロアの採用(旧:ファネスベロア)
電装品
・ワゴン全車:ヒュージブルリンクの容量変更80→100A(89年2月から先行実施)
・ワゴン全車:速度警報装置を標準装備から希望装備に変更
・エクシード:リヤワイパに間欠タイプをメーカーOP設定
・4WD-エクシードとGLX:パワーウインドウをメーカーOPから標準装備に変更
・4WD-エクシードとGLX:電動リモコンドアミラーをメーカーOP設定

5.1990年8月~1991年7月
類別展開
・4WDにスーパーエクシードを設定
・2WDのXLをXLサルーンに名称変更
・2WD-エクシードとGLX:サンルーフを追加
・2WD-GLX:ハイルーフを廃止
・2WD-XLサルーン:A/Tを追加
パワートレイン
・DXとGL:コラムシフトからフロアシフトに変更
足回り
・2WD-エクシード:リヤスタビライザを装備
・2WD-エクシード:新デザイン15インチアルミホイールを標準装備
・2WD-GLXとXL:新デザインのフルホイールカバーを装備
・2WD-DX:パワーステアリングをメーカーOPから標準装備化
ボデー
・全車:フロントエンドにアクリル製ガーニッシュを装備
┗2WD:オリーブグレー、4WD:マジョルカブラック
・GLX以上:ドアハンドルをカラード化
・GLX以上:サイドウインドウをバタフライ式に変更、スライド式はメーカーOP
・GLX以上:サイドプロテクトモールのデザイン変更
・GLX以上:サイドスカート部にガーニッシュを装備
・GLX以上:テールゲートガーニッシュを装備。エクシード以上は字光式。
・2WD:樹脂バンパの採用
・4WD:フロントガードバーを中央部→全幅にサイズ変更
・2WD-エクシード:電動リモコンドアミラーを格納式に変更
┗電動格納式ドアミラーは2WD-GLX、4WD-GLX以上にメーカーOP
※この年式は4WDもドアミラーで直前直左視界をクリアしてた模様
・エクシード系:センターコンソールのリッドを高くしてアームレスト化
・エクシード系:サードシートを大型化&2:1分割化&スライド機構追加
・GLX:各座席のシートを商品性向上
・ロング:フロアシフト化に伴い、サードシートに補助席を追加(定員10人は変わらず)
電装品
・全車:コーナリングランプの採用
・全車:異形ハロゲンヘッドランプ(新デザイン)を採用
・GLX以上:リヤワイパに間欠タイプをメーカーOP設定→標準装備
・XL系:タコメーターを追加
・全車:ワイパーをUフックタイプに変更
・GLX:フロントワイパに間欠時間調整付きを採用
・ラジオアンテナをローテーションタイプに変更
・XLサルーン:デュアルエアコンを標準装備

6.1991年8月~1992年7月
類別展開
・4WD-MPI車にA/Tを追加
エンジン
・4WD-MPI車:燃料タンクを75Lに変更(A/TとM/Tともに)
・全車:チェックバルブの追加(横転時に燃料経路を塞ぎます)
・MPI車:ISCの変更&ダイアグノシスのサービスデータにISCを追加
・MPI車:水温センサのセンサ応答性を向上
足回り
・4WD:リヤスタビライザを追加
・2WD全車:LSDをメーカーOP設定
ボデー
・全車:サイドドアビームを採用
・全車:ドアロックシリンダを合鍵作成防止タイプに変更
・スーパーエクシード:熱反射ガラスをクリスタルライトルーフ部に採用
・スーパーエクシード:ガードバー&ステップ、ウエスタンミラーをメッキ化
・XL:ウエスタンミラーを採用
・XLサルーン:電動リモコンミラーを採用
・4WD-GLX以上:電動格納ドアミラーのメーカーOPを廃止
・GLXとXL系:センターコンソールにリッドを追加
・DXとGL:センターコンソールを採用(リッドなし)
・エクシード:シート生地の変更(ワルツベロア→イースターベロア)
・エクシード系:セカンドシートのアームレストに角度調節機能を追加
・スーパーエクシード:カーペットを高級化
・クリスタルライトルーフ車:フロントサンルーフのシェードを高級化
・全車:3点式ELRシートベルトを採用
電装品
・全車:・キー抜き忘れ防止ブザーの採用(A/Tはリバース・ランプ消し忘れと兼用)
・全車:シートベルト着用を促すランプをメーターに追加
・GLX以上:フロントにマップランプ付き室内用を採用
・XL以上:カーゴランプを追加
・全車:ハイマウントストップランプを追加
・エクシード系:3連メーターを採用(室内外温度計の追加)
・GLX:センタドアロックの採用
・全車:室内に難燃材を採用

7.1992年8月~1993年
類別展開
・2WD-MPI車:サンルーフの廃止
・2WD-GLX:TURBO-D[A/T]以外のサンルーフ廃止
エンジン
・MPI車:エンジンの基本特性改良のため、エンジン本体の主要部品の徹底的な設計合理化
┣シリンダーヘッド締め付けボルトにい塑性域締め付けタイプを採用
┣クランクシャフト軸受け幅を縮小
┣一体ビーム型メーンベアリングの採用
┣ピストンの高さ及びピン方向の幅を縮小し軽量化
┣ピストンピンの外径を変更し強度増大、長さを短縮し軽量化
┣コネクチングロッドのボルトサイズをM9→M8変更、各サイズ変更し軽量化
┣クランクシャフトのジャーナルおよびピンの軸受け幅を変更
┣ジャーナルのオイルクリアランス変更
┣ウエップ厚さの変更
┗フライホイールorドライブプレート取付ボルト本数を6本→7本に変更
足回り
・4WD-エクシード:アルミホイールを標準装備化
・XL:チルトステアリングを採用
・XL:パワーウインドウを採用
ボデー
・全車:テールゲートのMMCロゴをMITSUBISHIロゴに変更
・4WD-GLX以上:塗装新技術のマイクロ酸化チタン塗装を採用(ボスニアブルー)
・GLX:ブロンズガラスの採用
・テールゲートのリヤウインドウ下に水抜きプレスの追加
電装品
・2WD-GLX以上:デュアルエアコンを標準装備
・GLX:テールゲートガーニッシュを字光式タイプに変更
・GLX以上:スライドドアステップランプにスイッチを採用
・オドメーターの0.1km単位を廃止

8.1993年6月~1994年3月
類別展開
・2WDにスーパーエクシードを追加
・2WDのサンルーフ車は廃止
・2WDのMPI車は廃止
・2WD-エクシード:M/Tを廃止
・ディーゼル車は排ガス規制区分Q→Y
・XL→Xに名称変更
・XLサルーン→LINKSに名称変更
・4WD-エクシード:寒冷地仕様+LSDを標準装備化
エンジン
・TURBO-D:排ガス規制区分変更とともに、以下の各部を改良
┣シリンダーヘッドの燃焼室形状の変更、併せてピストン頂面形状を変更
┣ロッカーアームのアジャストスクリュをエレファントフット付きに変更
┣噴射時期を7°ATDCから9°ATDCに変更
┣燃料噴射装置にコールドスタートデバイス(アイドルアップ機能)を追加
┗水冷式ターボチャージャを採用
・TURBO-D:自己制御グローの採用
ボデー
・GLX:新デザインのサイドストライプを装備
・GLX:ランバーサポートを運転席に装備
・4WD-GLX:スタイルドホイールを白色からシルバーに変更
・4WD-エクシード:植毛トリムを標準装備化(すべてのルーフ形状で)
・4WD-スーパーエクシード:グリルガードの『MITSUBISHI』デカルをゴールド色に変更
・2WD-エクシード:ドアミラーをメッキ化
・GL:リヤアンダーミラーを装備
・XL→X、XLサルーン→LINKSに伴い装備充実化
┣テールゲートガーニッシュを装備
┣センタドアロックを装備
┣バタフライ式サイドウインドウを採用
┣リアアンダーミラーを装備
┗サイドプロテクトモールを装備
電装品
・X:2連メーターを装備
・全車:新冷媒の採用(R134a)
・XL→X、XLサルーン→LINKSに伴い装備充実化
┣FM/AM電子同調ラジオを採用
┣間欠時間調整付きワイパを採用
┗ステップランプを装備

9.1994年5月~1995年5月
類別展開
・ガソリン車およびロングボデーの廃止
・4WDはGLX[A/T&M/T]とX[M/T]のみ
・2WDはX[A/T&M/T]のみ(旧LINKS)
・4WD-Xはエアロルーフを廃止、ハイルーフを追加
エンジン
・4WD-A/T:ラジエーターを変更(真鍮→アルミ)
足回り
・X:GLXと同じホイールを採用
・4WD:リヤスタビライザを廃止
・2WD:ストラットバーの構造を変更
ボデー
・全車:盗難防止強化のためキーシリンダーを変更
・全車エンブレム類を廃止、テールゲートのMITSUBISHIはデカルに変更
・全車:テールゲートのインナーハンドルを廃止
・GLX:ドアハンドルのカラードを廃止
・GLX:サイドストライプを廃止
・4WD:マッドガードの4WDロゴを無塗装化
・Xの装備を簡素化
┣テールゲートガーニッシュを廃止してモール装備
┣間欠時間調整ワイパを調整機能なしに変更
┗2WDフルホイールカバーのデカルを廃止
・全車:フロントシートのヘッドレストを変更
・全車:シートベルトタングストッパーを可動式から固定式に変更
電装品
・全車:テールゲートロックスイッチを廃止して運転席連動方式に変更
・全車:パワーウインドウスイッチの操作方式を変更
・全車:デュアルエアコンを標準装備
・全車:シートベルト着用を促すランプ、着用しないと消灯しない方式に変更
・A/T:O/DスイッチのONとOFFを入れ替え
・X:2連メーターを廃止
・GLX:2連メーターを3連メーターに変更
・GLX:テールゲートガーニッシュを文字が光らないタイプに変更

10.1995年6月~1995年5月
類別展開
・ディーゼル車は排ガス規制区分Y→KD
・2WDからM/T廃止
・4WDからXを廃止
エンジン
寒冷地仕様:スロットルノブを装備

11.1996年6月~1997年9月
類別展開
・2WD廃止

12.1997年10月~1998年
エンジン
・オイルクーラーを拡大(放熱量:8300→10840kcal/h)
・A/T:エンジンマウントを変更
安全装置
・SRSエアバッグを運転席/助手席に装備
・ステアリングコラムを変更(衝撃吸収機構の採用)
ボデー
・フロントウインドシールドを固定方法を接着タイプに変更
・フロントバンパーを変更、ガードバーを廃止
・Aピラー周りの構造変更

13.1998年
ボデー
・セカンドシートの補助席格納方法を簡素化
• ウインドウをブルーガラスからグリーンガラスに変更

14.おわりに
ここに記載の内容は、実車ですべて確認できているわけではありません。
この内容を用いて何か不利益が生じても一切責任は負いません。
なお、記載内容は当時のカタログおよび新型車解説書に基づいています。
Posted at 2023/07/02 15:48:47 | トラックバック(0) | 日記
2023年02月28日 イイね!

【280】台数で見るP24W

普段、『このグレードは珍しい』とか『これは希少な組み合わせ』などを耳にする機会がありますが、具体的な数字を耳にすることがなかったため、自分で調べてみました。

0.はじめに
P24Wとは、三菱デリカスターワゴン4WDの2400MPI(ガソリン車)の車両型式です。
1989年8月上旬から1994年3月下旬まで製造されていました。(初年度登録と必ず一致する訳ではありません)
スターワゴン4WDは多数の類別が設定されていましたが、ディーゼル車が国内販売の主力であり、ガソリン車は組み合わせが限定的でした。
4年8か月の期間に、4,228台が製造されました。

1.年式(モデルイヤー)でみるP24W
 1989年8月~1990年7月 479台
 1990年8月~1991年7月 376台
 1991年8月~1992年7月 1095台
 1992年8月~1993年4月 1134台
 1993年5月~1994年3月 1144台
 角目4灯のP24Wは479台しかないようです。限定車だった訳ではないので、単に不人気だったのでしょう。ちなみに、同年式のシャモニーは全国限定2000台でした。

2.トランスミッションでみるP24W


 5M/T 1627台 38.48%
 4A/T 2601台 61.52%
 約6割が4A/Tだったようです。
 年式により5M/Tしか選択できなかったり、4A/Tしか選択できなかったりします。

3.ルーフ形状でみるP24W
 
 スターワゴンには4種類のルーフタイプがありますが、ガソリン車にハイルーフは設定されていませんでした。
また、サンルーフはエクシードのみ、エアロルーフはGLXのみと、組み合わせは限定的でした。
クリスタルライトルーフが約5割を占め、人気だったことがわかります。

4.まとめ

年式、ミッション、ルーフ形状別の台数を一覧にしました。
これだけのバリエーションがあって4228台しか製造されていないので、どれも希少車な気がしますね。
93年5月~にしかカタログに存在しないGLX 4A/Tですが、それ以前に6台だけ存在するのも気になります。特装車や公用車ですかね

番外編
ボスニアブルー単色のP24Wは5台しか存在しないことが分かりました。
(エクシードのラクーン仕様が2台、GLXのブラックアウト仕様が3台)
P25WとP35Wで何台あるのか分かりませんが、非常に珍しいカラーのようです。

自分と同じ仕様のP24W(クリスタルライトルーフ 4A/T ボスニアブルー・グレースシルバー)は26台でした。そこそこ製造されたようですが、そのうち何台が現存しているだろうか・・・。
Posted at 2023/02/28 12:39:00 | トラックバック(0) | 日記
2020年05月10日 イイね!

【279】理想のカタチになりました

【279】理想のカタチになりました内装のスーパーエクシード化がついに完了しました。
シートの変更、ロアトリムの変更、フロアカーペットの変更
運よく適値にて売っていただける機会があり、完成させることができました。

シートはカバーを被っていたために色褪せもなく非常にきれいです。


ロアトリムは洗濯用洗剤と酸素系の漂白剤を水で薄めたものと雑巾を駆使してきれいにしました。


フロアカーペットはコーヒーシミが複数個所にありました。
こちらも洗剤や酸素系漂白剤を使いきれいにしました。雑巾でなでる程度では落ちませんでしたので、一緒に入浴w
毛足が長くゴワゴワしていたので、柔軟剤も少量使い、しっかい手洗いして乾燥させました。



今のデリカに出会ってから計画していた理想のカタチ
以前開設していたホームページには『今後の改造予定』として2005年から掲載していた内容です。
10年以上も掛かってしまいましたが、やっとのことで理想のデリカ完成となります。

昔は、欲しいものが売られていても学生でお金がなく買えず、、、
今は、欲しいもの自体が入手困難であることが殆ど、、、
スターワゴンが現役の頃に大人で居たかった。




『今後の改造予定』は完結したので、次は『今後のメインテナンス予定』の幕開けです。
・右側面塗装(だいぶ色褪せているので)
・左側面磨き(去年塗装したまま磨いてないので)
・リヤホイールアーチ 錆補修
・ウォーターポンプ&タイベル(そろそろ交換時期)
・ラジエータ交換(冷却フィンの腐食がひどい)
・ヒーターホース&燃料ホース交換(予防)
・各所ボデーシールやり直し(結構割れていて雨漏り警報)
・下回り腐食の処置
・上回り腐食の処置

あぁ、改造と違いモチベーションが上がらない・・・
Posted at 2020/05/10 22:01:27 | トラックバック(0) | 日記
2019年07月06日 イイね!

【278】青空塗装

【278】青空塗装久々の投稿です。

だんだんと草臥れていく外装…。
ほぼ毎日…とは言わないまでも頻繁に洗車していたあの頃とは程遠い外観となっており、正直萎えてました。

そんなところ、『塗ろうよ』とお声掛け下さった方の一言から、私の消えかかっていたデリカへの熱が再燃。



まずはフロント。
前に板金したところ、パテが見えてきてしまったので、とことんクリアを剥ぎます。
そしてサフェーサーを吹き付け、上から青空色(ボスニアブルー)を重ねていきます。




うんうん!いいね!

そしたら、今度は左側面が気になり始め…(笑)



エンブレムなどの装飾品を外します!
ドアハンドルプロテクターの跡がくっきり。
これが元々の色です。



足し付けし、ストライプテープはマスキング。
マスキングが一番大変だったかもしれません。
器用な方にやって頂きました!さすが!





そして塗ります。ドキドキで腰が引けてます(笑)
青空色に青空のもと塗り塗り。
風や虫が鬱陶しい。



ドアハンドルも塗ります!小物が綺麗だといいね




そして完成(^^)

天然乾燥なので、クリアが落ち着くまで日を置いて、磨きにとワックス掛け。





やべー。超きれい!
お手を貸して頂いた皆様方、ありがとうございました!
帰り道、サイドミラーやフロントアンダーミラーに写るボスニアブルーを見る度に、鮮やか過ぎて泣けてきました。

我が家にこのデリカがやって来た頃、こんな色してたっけな。



小学生の時に私が探し選んだこのデリカ。
中学校のテスト期間、部活がなくていつも洗車。
高校3年で免許取得し、念願のデリカドライブ。
初デートもデリカが活躍。
別れ話もデリカの車内だった(笑)
就活もデリカで車中泊しながら、説明会や面接をまわった。
そして第一志望だった会社にデリカで通勤。
沖縄以外の都道府県は全てこのデリカで制覇し、短期間で凄い走行距離に。
そして、いまは少しペースを落として週末専用車に。



ピカピカになって嬉しいです。
家の出窓からデリカを眺めているとニヤニヤが止まりません。







今度はガードバーの小傷が気になりはじめた…(笑)


Posted at 2019/07/06 21:51:07 | トラックバック(0)

プロフィール

「@K-works@starwagon 宝の山…羨ましいです(^^)」
何シテル?   06/03 10:07
HSRPE2に乗ってます。MZではじまる部品が好きです。 『生きかたと遊びかたに確かな意志を持ち、豊かさの本質を知っている。』 そんなデリカ乗りになりた...
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親が平成3年に新車で購入しました。 スーパーエクシード並みのオプション装備ですが、エアロ ...
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人力山西号です。 2004年3月21日から2007年12月24日まで乗っていました。 ...

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