
夕方、近所のお店へぐるりと買い物に行くためインサイトで走り出すと、ナビのオーディオからちょうど加藤和彦の声が流れてきて少し驚きました。
HDDに保存してある吉川忠英 " HOOTENANNY " を聴きながら昨夜帰宅し、車庫に入れてエンジンを切ったところから再生が開始しただけだったのですが、曲の途中、それも、ちょうど彼がソロをとったところから流れてきたので。
お月見の月 まんまるい
なんて明るい夜なんだ
今は君と 手をつなぐ~♪
---「お月見と君」 Performed by ムッシュかまやつ/加藤和彦/吉川忠英 詞・曲:吉川忠英
* * *
一回り年上の加藤和彦氏については、名曲「あの素晴らしい愛をもう一度」「悲しくてやりきれない」や子どもの頃家には兄が買った「帰って来たヨッパライ」のドーナツ盤の記憶があります。
私が好きで身近にずっと聴いてきたユーミン他のアーチストとはまたちょっと(私にとっての)階層が違う、お洒落で才能ある音楽家、プロデューサーという感じでしょうか。(ミカバンドは通ってません)
イメージとして遠い位置にいた加藤さんですが、たまたま去年私が出合ったNo.1アルバム HOOTENANNY で忠英さんのもとに集ったたくさんのアーチストの中にいて懐かしくその歌声を聴いたり、別アーチストによる「帰って来たヨッパライ」が収録されていて久しぶりに身近に感じていました。
また、今年のマイNo.1アルバムであるユーミンの「そしてもう一度夢見るだろう」では、「黄色いロールスロイス」でアレンジ&ギター、ヴォーカル参加していて嬉しいサプライズを感じたのはほんの半年前。
「そしてもう一度夢見るだろう」スペシャルサイトで以前読んだ松任谷正隆氏のライナーノーツを改めて読んでみると、彼をこの世界に引きずり込んだキッカケも加藤さんだったのですね。
ここに詳しく書いてありました(一番下の方)。 松任谷さんが最後に言った「音楽は人を平等にします。」良い言葉と思いました。
今日の昼間飛び込んできたニュースをとても残念に思います。
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胸にしみる空のかがやき
今日も遠くながめ 涙を流す
悲しくて悲しくて とてもやりきれない
このやるせないモヤモヤを だれかに告げようか
--- '68 「悲しくてやりきれない」 作詞:サトウ・ハチロー 作曲:加藤和彦
↑映画「シコふんじゃった」で印象的に使われてました (おおたか静流 ヴァージョン)
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Memory | 日記
Posted at
2009/10/17 21:56:36