
今日は日曜だけど同僚二人と会社の最寄駅で待ち合わせ、「第2回江東シネマフェスティバル」へ行ってきました。
「映画のまち深川」をテーマに、深川生まれの小津安二郎監督作品含む14本の映画上映、シネマポスター展、自主制作映画上映会など盛りだくさんの内容。(1/9~1/12)
三人で向かったのは、10時からの江東区在住の作家・山本一力さん直木賞受賞作「あかね空」の映画上映会と原作者のトークショー。2002年に勤務地が品川区から江東区深川・木場界隈に通勤するようになってから読み始め、シッカリはまった江戸下町人情物語の一力ワールド。最初に読んだのがこの「あかね空」でした。
2006の映画化は当時よく知らず今日初めて観たのですが、日曜の朝10時から、もう感動の涙ボロボロ(顔もぼろぼろ)良い映画でした。
上映後、山本一力さんご登場。日曜朝からわざわざ映画を観に足を運んでいただき有難うございます、というご挨拶の後、2001年1月16日直木賞選考日の長い一日のことを、作品にこめた思いと共に話して下さいました。作品にも通じる一力氏の信念や彼が大切に考えていることを窺わせる、とても心に残るよいお話しで映画の感動が倍に!(一力さんの声も低く、よく通る美声で驚き!)
「あかね空」は京から江戸に下った豆腐職人と深川育ちの娘が、京と江戸の味覚やしきたりの違いなど苦労しながら真面目に働き、色々な縁を得て表通りに店を構えるまでと、その後子供や夫婦の葛藤を経て再生していく家族を描いた作品。やはり小説の方が深い描かれ方ですが、映画もとても良かったです。
風邪っぴきですぐ帰った同僚二人と別れた後、深川八幡様へ向かい、帰りに門前にある鯛焼き屋さんで買って歩きながら食べた鯛焼きの美味しかったこと!それも、近頃珍しい
天然ものの鯛焼きでした。(1匹140円)
駐車場で待っていたインサイトに乗り、本日第2の目的地、南青山へバビューン!
Posted at 2009/01/11 20:39:58 | |
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Edo-Tokyo | 日記