
今日は、6月に亡くなった伯母の五十日祭に出席するため、相模国一之宮・寒川神社へ行ってきました。仏教の四十九日の忌明けに相当する神道の儀式のようです。
四十歳で未亡人となった伯母は伊勢で二人の子供を育て、定年まで勤めた後20年ほど前に子ども達のいる関東へ移ってきました。親戚が皆関東エリアにいる私にとって、唯一夏休みに遊びに行く「田舎」がこの伯母の伊勢でした。
神宮の蝉しぐれ、鳥羽、夫婦岩、白浜海岸、長島温泉、土間のある古い家で井戸があり、お風呂がなかったので銭湯へ行ってコーヒー牛乳。毎夏ではありませんでしたが、子供の頃過ごした伊勢の夏は本当に良い思い出です。
彼女の娘さん(私の従姉)が「懐かしいものを持ってきたのよ。」と黄ばんだノートの束を見せてくれました。「あなたが小さい頃伊勢で描いていった絵を、母はずっと捨てずに取っていて整理をしていたら出てきたの」と。何十年も前の、小学生の自分との不意の再会に、驚きと懐かしさで胸がいっぱいになりました。
※ 関東生まれ・育ちの私がおそらく初めてお好み焼きを食べた時の絵。5歳上の姉はよく覚えていたのですが私自身はあまり覚えてません。パースというか視点がめちゃめちゃ。目の中の星は当時のお約束。
Posted at 2007/08/11 23:34:05 | |
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