
乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン運動。
発見が早いほど治癒率が高くなる傾向はデータが示しているそうですし、乳がん先進国?では国をあげて早くから検診に力を入れ、良い効果が出てきていることも読んだ。検診の重要性を再認識しこれからも実践して行くつもり。
でも、今年ピンクに染まった都庁タワーを見上げながら、どこかの病室の窓から都庁や東京タワーやニュースを見てつらい思いをしている患者さんもいるのではないか?と思い至った。
早期発見・早期治療が大事なことは疑わないけれど、そればかりが強調されて、既になってしまった人に「なぜ早く見つけられなかったんだ?」「もっと早く見つけていれば・・・」という気持ちにさせたら、それはつらいこと。ただでさえ闘病は大変なのに。
ピンクリボン関連のシンポジウムの内容を調べてみると(主だったイベントの内容告知を見ただけですが)検診や乳がんの知識を広める内容のほかに、現在の標準治療やどんどん進歩する新しい治療や研究についての報告などもあったので良かった。未病の人には知るキッカケとなり、患者さんとその家族には励ましの力となる運動になると良いなぁと思います。
私の本音は「乳がんで死んでたまるかっ」ってとこ。100歳まで生きるんですから(予定)まだまだやりたいこと、乗りたいクルマ、行きたいところ、聴きたい音楽、たくさんあるし。
※画像はフリーダウンロード素材です。
Posted at 2008/10/04 22:48:07 | |
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Pink Ribbon | 日記