2009年01月24日
Motor Fan Illustrated vol. 23 (2008/9月)に出ていたインサイトの空力デザイン記事を読んで、まぁ、深く理解できたわけではないですけど、あのスタイリングに決定するまでに注ぎ込まれたエンジニアリングとCd値0.25に至る「チリも積もれば」の努力の一端を改めて知ることが出来ました。
面白いなぁ、と思ったのは「空気の壁にしてみれば、クルマという邪魔者が突っ込んできて、場所を空けなければならないのです。クルマが走り去れば元に戻るけど、空気の壁がスムーズに元に戻れるようクルマが手伝ってあげる。インサイトではそういう形を作りたかったのです。」という文章。
今まで空気の中に突っ込む側としてしか考えなかったけど(抵抗なく、突っ込みやすい形状とか)空気の壁側からの視点で見るとインサイトは立ち去り際もキレイなクルマと言えるのかな。
「リアワイパーは立てた状態がイニシャルで横にすると抵抗になり、真っ直ぐに立てておいて欲しい。製造段階でのリアワイパーの傾きの公差は0=2°でお願いしました」という話も紹介されていました。(CROSSROADの長いワイパーブレードに替えてしまったのでCd値が1000分の数ポイントくらい悪化しちゃったかしら?ゴメンナサイ)
記事を読むと、たぶん自分では見たことない(気付いてない)空力処理やパーツもあり、リフトアップしないと、または外からは見えない部分もあるようです。クルマの低い位置に多いし壊れやすそうだから、フロントタイヤの前のストレーキやスパッツの前の尖がったサイドスカート?とかパーツ在庫が無くならないうちに予備を取って置いた方が良いかしら?(まだ心配ない?)
Mr. InsightmanのHPに、新型INSIGHTのCd値は0.28と出ていました(データの出所は不明)。
デトロイトのPRESSインフォにCd値は出てませんでしたが、空力を考慮したアンダーボディの様子が紹介されていました。アンダーカバーなどはおそらく日米同スペック?(推測)
Posted at 2009/01/24 12:05:35 | |
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