
「さらばレーザーディスク/パイオニア、生産終了」
これは今年1月15日の新聞記事をパチリしておいた画像です。
オープンリールやカセットテープ、ベータ、いまやVHSも含まれつつある?のかもしれませんが、移りゆくさまざまな記録媒体の、ひとつの終焉を報じる記事は個人的にプチ感慨があったからです。
理由:
1)
以前にも書きましたが、レーザーディスクが商品化される前に、パイオニアの人に「こんど絵の出るLPレコードが出るんだよ」と「開発段階の極秘情報(?)」を聞いて、何のこっちゃ?と思ったこと。
2) '85に結婚した時、夫の婿入り道具(婿さんじゃないけど)に、この写真にある初代レーザーディスクプレイヤーがありました。(独身時代に買って持っていた、というだけですけど。)
記事の写真と同一機種かどうかは分からないですが、特徴はディスク取り出しが今のようにスリットやトレイがスルスルと出てくるのではなく、蓋が上にバコッと勢いよくOPENしました。
このタイプの、初期のレーザーディスクプレイヤーを他で見たのは、私が勤め始めて間もない、まだ代表パシリ役(笑)だった頃、南青山(当時)のある事務所にて。
何か書類か品物を受け取りに行くよう言われて、探して行った先が松任谷正隆氏が代表務める雲母(きらら)社でした。ユーミンの所属事務所ですね。
受け取るべきものがまだ用意されてなかったのか、担当者さんがちょうど不在だったのか、よく覚えてませんが、打合せをするような少し大きめの部屋に通されて、ちょっと待ってください、と。
珍しくて、キョロキョロしていると、色々な機器に混じってうちのと同じ、このバコッ開閉タイプのレーザーディスクプレイヤーが置いてあり、「あ、おんなじ♪」と何だか嬉しかった記憶があります。20年以上前。
その頃は映画やコンサートなどのソフトの種類も少なく、高価だった記憶があります。DVDと違ってリージョナルコードが無かったので、輸入盤もタワーレコード等で売っていて、さらに高価だったけど買っておいて良かったな、と思うソフトもありますね。(今ならDVDで買えるのかもしれませんが)
というわけで、次につながるキーワードは「松任谷正隆」(予定)

Posted at 2009/08/18 22:55:15 | |
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