2009年08月26日
思いやりのあるスマートな運転で首都高の事故を減らすプロジェクト---東京スマートドライバー(スマドラ)。
8月26日、初めてスマドラミーティングに参加しました。以前、スマドラアカデミーを覗きに行ったことがありますが、ミーティングはスマドラ事務局、賛同企業そして賛同市民メンバーの皆さんがマジメに首都高と交通安全を語り合う、かなり弾けた場でした。
会場は六本木ヒルズ49階・アカデミーヒルズ スカイスタジオ(19:00~21:00)。
最初の1時間は今月3年目に突入したスマドラ活動を振り返り、スマドラ発起人・小山薫堂さんのごあいさつ、5組の市民メンバーによる濃くて熱気を帯びた活動報告などでした。
市民プレゼンターの方々は、いや~、どの方も面白く、熱心で、ほどよい壊れ具合(笑)。司会者の方の絶妙な突っ込みにもひるむことはありません。笑った、笑った~。あ、もちろん各組とも独自の視点と手法の活動で、私は前のスクリーンに映し出されるプレゼンテーションをパチリ、パチリしながらノート取って楽しい中にも忙しかったです@@
受付時に渡された参加者リストによりますと、出席者は約100名。60名はスマドラ賛同企業などの代表出席者の方々、次に17名の「一般」参加者のお名前(私もここにカテゴリ)、そして首都高速道路(株)社長さん、常務さん(3名)以下、局長・部長さんのお名前、プラス事務局の方でしょうか。
第一部が終わり、会場のチェアを皆で片付けて、フードとドリンクが用意され懇親パーティー。おっ、首都高イチのイケメン、ホメパトドライバーの梅田さんもいらっしゃる(ドキドキ)。首都高社長さんも常務さんも薫堂さんも皆さんと一緒に飲んだり食べたり。
私は49階から広がる夜景を窓から撮ったり、一人でもぐもぐ食べていると、関係者のご家族の女性が声を掛けてくださり、自分のブログでたまに紹介していること、私がスマドラで好きなところ、HPに加えて欲しい内容などを問われるままにお話ししました。
HPに関する要望については、広告代理店の担当者の方をすぐに呼んできてくださり、私が思っていることを再度お話しすると、意見を聞いてくださった上で、内部的な事情によりなかなか実現できないこともあるのです(権利関係とか)と説明してくださいました。
冒頭に司会者の方が「世界広しと言えど、交通安全のことを市民が集まってこんなところでこんな風に話し合っている人達なんて僕ら以外いないんじゃない?」とおっしゃっていましたが、首都高の事故削減から発した運動が、首都高という一ローカル交通網、事故削減、安全運転という枠を超えて、広がっている感じを、初回参加ながら強く感じました。
テーマも動機もマジメなのですが、そのやり方や集う人達が楽しくて、おかしくて、気持ちよくて、それが一番の特徴とも思いました。
薫堂さんの最初のごあいさつで、スマドラに加わる前、飛ばし屋だったご自身を振り返り、自分は確実に変わったことを例をあげてお話しされ、それは運転や交通安全についてだけでなく、他にやさしくする気持ち良さ、それがまた次へと伝わっていく楽しさ、思いやりのある自分って何ていい人なんだ~(うっとり)、イライラしたり会社で社員を叱った後など、優しい気持ちを取り戻すためにわざわざ首都高を走って、どうぞ、どうぞ、とたくさん前に入れてあげて「やさしさを取り戻す装置」としているというユニークな効用?まで話されていました。
スマドラがなかったら「おくりびと」は書けてなかったかもしれない、とも。もちろんあの場で、いくらかのリップサービスもあったかもしれませんが、あながちそればかりでは無さそう、と私には感じられるような、お人柄あふれるお話しでした。
あの2時間をうまくお伝えする自信はありませんが、何度かに分けて報告を試みてみます。

Posted at 2009/08/28 06:34:02 | |
SMART | 日記