
森繁久弥さんの訃報を聞いて、学校を出て数年だけお勤めした通信社の社長さんご夫妻に、森繁さん主演の「屋根の上のヴァイオリン弾き」を帝劇に観に連れて行ってもらったことを思い出しました。
'84年頃・・・奥さん役は大空真弓さんだったか、でもちょっとあやふや。長女役は確か森山良子さんだったと思います。今思うと森繁さんは既に70歳を過ぎてらしたのに、そんな年齢のことなど何も気にもならない舞台でした。こちらも若かったので、あまり年齢とか意識しなかったのかもしれませんけど。
森繁さんで記憶に残っているのは、NHKラジオの日曜名作座の朗読。日曜夜の時間帯、頻繁にクルマで移動していた時期があり、車中でよく聴いていました。
声優の加藤道子さんと森繁さんの二人だけで、何人もの登場人物を演じ分け、お二人とも上手いなぁ、と毎回唸りながら夫と聴いていました。
それなのに・・・日曜夜、家にいる時にはわざわざチューンインすることはなく、日曜名作座=カーラジオでした。テーマ曲のメロディも懐かしく覚えています。作曲 by 古関裕而
森繁さんの方が9歳ほど年長ですが、近年何となく自分の父親とダブって見えることがありました。父は森繁さんほど洒脱でもチャーミングでもないですけれど。今週末は実家に顔を見に行きましょう。
Posted at 2009/11/11 22:00:53 | |
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