
今週のブログはキーワード de リレー形式に挑戦してみようと思います。
昨日ひさしぶりに訪れた群馬県・野反(のぞり)湖で、湖を一周ゆっくり歩きながら、いろいろなことを考えたり、思い出したりしました。
野反湖からインスパイヤされたキーワードのひとつが分水嶺。野反湖はダム湖なので、厳密に自然な状態の分水界と言えるかどうかわかりませんが・・・。
最初に訪れた頃、地元の方にここの水は日本海側へ注ぐ、と教えてもらいました。私は太平洋側(当時横浜に住んでいた)からここまで登って来て、そこで見た湖水がさらに先へ先へと流れていくことを不思議に感じました。実際どこをどう流れていくのかイメージを持つには到りませんでしたが。
初回のテーマは「分水嶺」つながりで '81の映画「CONTINENTAL DIVIDE」。家にある古い輸入盤レーザーディスクを引っ張り出しました。
ジョン・ベルーシはアニマルハウス、1941やブルースブラザースでの喜劇俳優(怪優?)として、またサタデー・ナイト・ライブのコメディなどで有名ですが、'82に残念ながら薬物のODで亡くなってしまいました。33歳だったとか。
その後書かれた、彼の一生をルポした WIRED というドキュメンタリー本を読みました。生い立ちから成功へ、そして破滅に至る経緯が、読んでいて怖かった記憶があります。(本はもう手元にないです)
そんな彼でしたが、最後の映画となった CONTINENTAL DIVIDE で演ずるシカゴの敏腕記者役のベルーシはそれまでの役柄と違いました。
ストーリーは、ロッキー山脈に住む鳥類学者の女性への取材を命じられ、いやいや大自然の中へ向かう彼がやがて恋に落ちて、最後は鉄道で別れ別れになるはずが二人とも離れ難くなり、一駅一駅下車を伸ばし、ラストは途中の駅で駅長さん(確か)に結婚の立会い人になってもらって結ばれる、というロマンティックコメディ。
私はこの映画のベルーシが一番好きです。シカゴの喧騒、対照的なロッキー山脈の風景が美しく、ベルーシがハンガリー系アメリカ人という設定で、家伝のハンガリアン・グーラッシュ(肉の煮込み料理)を作って二人で食べる場面も大好き。長いこと観ていないので、近いうちに見直そう。LDディスク、LDプレイヤー、共にちゃんと動くだろうか?それがモンダイだ。
※この映画、日本でも公開されたのかな?(私はこのLDでしか観たことがないです)---調べたら、邦題「Oh!ベルーシ絶体絶命」だって(笑)
Continental Divide (コンチネンタル・ディバイド)=大陸分水界、ロッキー山脈分水界。
明日のキーワードは「レーザーディスク」(予定)
Posted at 2009/08/17 23:41:20 | |
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