ウオタニさんのSP-IIに関して、先日@TERU3さんからとても有益な情報をいただいたので、早速試してみるべく、まずはプラグギャップゲージを手に入れました(←形から入るヤツの典型的な例w)
Amazonを覗いてみると、ものすごく沢山の選択肢がありますが、価格は大陸製の3倍近かったけど、信頼のライル製を選択。商品写真にもでっかく「アメリカ製」と書いてあったし。
でもパケを裏返してみたら、何のことはない、普通に中国製でした。。。
何だか軽く詐欺にあった気分ですが、高額なものでもないし、精度さえ間違いなければ…と、気を取り直して。
この円形のツール、外周のエッジが徐々に厚くなる緩いスロープ状になっていて、プラグの電極を差し込み、そっと回して止まったところのメモリがギャップの値になります。
本来表裏とか無いのでしょうけれど、こちらがオモテでインチ表示。0.001インチ刻み。
中央の四角はブランド名を入れたりするスペース。OEM用ですね(せっかくなんだからLisleのロゴぐらい入れておいてよ〜)。
上部の丸は「ギャップオープナー」と記載あり。ここに電極の隙間を差し込み、瓶ビールの王冠を開ける要領でクイっとギャップを広げます。
こっちがウラ面でミリ表示。0.05ミリ刻み。
しっかりとCHINAって入ってるしw
しかし中国に恨みがある訳ではなく、このツール、インチで使うのが大前提で、ミリはオマケです。
なぜなら、
インチ側を上にするとこんな感じで使いやすいのですが、
ミリ側を上にするときちんと深く差し込めないのに加え、これ以上回せません。
なぜなら、
ここが当たるんです。orz
よって、インチ側を上にして差し込んで回し、止まったら裏返して、
ここで数値を確認する、と。
ただし裏返す際にほんの少しでもプラグが回転すると、0.1ミリ程度は簡単に上下するので、本当に正確に測れているのかを何度も確認する手間が必要です。
「F1のマシンじゃあるまいし…」それはそうなんですけど、なんだかフワっとした気持ちになるんですよ。せっかく0.05刻みのメモリが入ってるのに。。。
ググってみると、かつてNGKも出していたようです。それはミリ表示がオモテの棒状で、とても使いやすそうなのですが、売ってる所がどこにもなく…。残念。
以上、たかだかワンコイン程度のツールに文句を付ける、というポストでした(笑)
【追記】この後シックネスゲージで測ってみたら0.65ミリであることが判明。上の写真、ほぼ正確に測れているじゃないですか!
文句言ってごめーん( ´ ▽ ` )ノ
Posted at 2021/12/28 12:15:51 | |
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