よっぱライダーのブログ一覧

今日は嫁のリクエストで、午後から熊の沢温泉へ。
高速道路の許可が出た事も有り、九戸インターから八戸インターまで。


んで、最近ノッキングのカリカリ音が気になるプレ君。
本線に上がっても、３速のまま。
カーボン燃えろ～
燃えて無くなれ～

呪文を唱えながら、ギクシャクしないようにアクセルを慎重に操作する。

嫁に「うるさい」と叱られるかと、様子を伺うと。
寝てます。




んで、効果はと言うと
心なしかノッキング音が収まった気がします。

今日は、注文していたタイヤに履き替えるために、吉田モータースまで。

予約してなかったけど、スムーズに交換して貰って。

久しぶりにオヤジさんの店を冷やかしに。
古いドカが店先に。
客らしき人無し、誰のだろう？

「３台目まで増えちゃった」って
同じの３台かよ！
色が違うって、言い訳すんな～
相変わらず、面白いオヤジさんだ。

ワシの二号チャンを見て、あれこれ質問してくる。
ひとしきり会話をした後、ミドリのバイクを引っ張りだす。

外国用の６５０㏄エンデューロレーサーなんだけど。
昔モトクロスやってたから、遊ぼうと思ったけど。
オフロードじゃ危険なほどのじゃじゃ馬だから、ロードタイヤ履かせて

「ナンバー登録しちゃった。」てへっ！
おい！２５０のモタードにしか見えない車格で、６５０のレースエンジンって
「リッターバイク突っついて遊べるよ！ホーンでプップッって、でも抜かないの」
その気の毒な人達に同情するよ
「乗ってみて」
おっ！


直線をチョットだけ乗ったけど。
二号チャンよりショートストロークのエンジンはバババババッっと吹け上がる。
どっひゃ～　あははははっ！！
もう笑うしかないや

「面白いだろ～」
「面白いんだけど、タイヤが直ぐに無くなっちゃうの」

あたりまえだ！

良く出来てるね。
静かで部品の噛み合い精度の高さはさすが日本。

え～と
これも難しいな～、別の意味で。
１２００ccの３気筒エンジンでオフローダーって。
巨大です。
でも、バイクである以上、止まったら足を着いて保持しなきゃならない。
シートは下げなきゃ、でもメカは大きい。

なんか、メカの隙間に挟まるように乗り込む。
跨るというより、パワードスーツを着る、機械に吸い込まれる、そんな一体感。

ギアレシオは低め、おかげで巨体に似合わぬダッシュを見せる。
当然だが立ちの強い性格、押さえ込む乗り方ではなく、こっちに曲がって欲しいな～と伝える乗り方。
意思の疎通に多少のズレがあっても、気にせずに前に進んでくれる頼もしさ。
ハマーとかに乗って、「どけどけどけ～」って運転する気持ちがちょっと判る。

大型クルーザーで波を掻き分け進む快適さ。でもね
日本って外洋じゃなく、湖だと思うんだよね～

http://www.arai-motors.com/triumph_tokyo_west/archives/2013/04/post_144.html
う～ん
難しい・・・・
一言で言うと「なんじゃこりゃ～」


注※否定的な言葉が出ますが、褒め言葉の語句に変換して読み取ってください。

ポジションがコンパクト過ぎる、ポケバイじゃないんだから。
窮屈？でもない、それなりにリラックスしてる。
う～ん、パンと牛乳を手にしゃがんで辺りを窺う、って感じの姿勢。
安定してるけど、いつでも逃げれる。

エンジンが８５馬力に下げたというので、注目の一台だったんだけど。
馬力下げたの？
常用域に振って来てるとは予想してたけど、全部持って来てない？
３気筒の特徴といえばそれまでだが、スナッチも無く、荒々しくも頼もしい吹け上がり方。
モリモリって溢れるパワーに、いいとこ５～６千しか回せなかったけど、ワシにゃ十分。
コレにSRのタコメーターを移植すれば、乗れるかな？


挙動不審！いや挙動が頭で理解出来ない、一番のビックリしたポイントがコレ。
「前輪の存在感の無さ」なんというか、行きたい方を見据えてアクセルを開けると、もう曲がっていく感じ。
昔の鳥山明のマンガで出てくる、一輪バイクってこんな感じに動くのかな？そう思いながら乗った方がしっくりしてしまう、不思議なハンドリング。
自分がオールドタイプライダーで在ることを、しみじみ思い知った。



う～ん、酔っ払って呼び込みに引っ張られるまま、ドッカ行って。
店の名前は？何して遊んだの？どうやって帰ってきた？全ては霧の彼方。
でも、楽しく騒いだ事はニヘラッとする顔で判るんだけど。
そんな試乗でした。

このバイクを持つ人は、ジキルとハイドのスイッチを自在に操れる人なんだろうな。