996保有中にあった最大のトラブル

ジャガーXE が納車されて何か更新したいところなのですが、
なにせ会社員。平日はイベント起こせませんので911の話です。

私が乗っていた911（996）はレビューにも書かせていただきましたが
大きなトラブルもなく、維持はしやすいと思っています。
もちろん、ディーラーで点検してもらうとあれこれ交換時期なのでと
提案はされますが、急を要するもの以外は保留としていました。

そんな中、車両から冷却水がダダ漏れになるというトラブルが1度起きました。



ポタポタ垂れる程度なら水補給してとりあえずディーラーへと思いましたが、
足した水がそのまま流れ出てくる状態。
エンジンルームは冷却水が噴き出して大惨事。


（白い汚れが冷却水が乾いたものです。）


しかも運が悪いことに、その日は仕事で埼玉まで出かけており、
ひとまず仕事をこなして夜にポルシェのエマージェンシーコールへ連絡。
走行は無理なのでレッカーでディーラーへ入庫してほしい。ディーラーへは
こちらから連絡しておくとのこと。

まさかの仕事先へJAFを呼ぶ事態へとなってしまいました。



ポルシェセンターへ入庫し、後日症状を聞いたところ、
ドライブベルトのテンショナーが固着によって、ウォーターポンプに過剰に負荷がかかり破損。
結果冷却水ダダ漏れということのようでした。

冷却水のタンクが経年劣化でひび割れて漏れるという症状はいくつかみたことがあったのですが、
ドライブベルト経由とは流石に年式（経年）を感じてしまいました。

結果としてウォーターポンプ周り、ドライブベルト周り交換ということになり、
50は行かないくらい。という出費となってしまいました。


（初めての見積書3枚目。。。）

入庫の際に、少し前からエアコンの効きが悪かったのでその確認もお願いしておいたのですが、
結果は、わずかながらガスが漏れているということでした。
ただし、漏れはわずかで走行に支障もきたさないので
ガス補充の上でしばらく様子見で構わないとのことで今回は見送りとなりました。
この辺りも樹脂パーツの経年劣化のようで、そろそろ996世代も樹脂類要注意といった感じです。


（手前のパイプつなぎ目からリーク。接合部のシール経年劣化では？とのこと）

修理期間は1週間ほどで完了して
冷却水タンクが真っ白な新品になって帰ってきました。
エンジンルームも少し清掃していただいた様子。



アルファロメオの時は小さなトラブルがちょこちょこといった感じでしたが、
ポルシェさんは不意に大きなものがやってきました。
ちゃんとディーラーに定期的に預けて、推奨交換部品を全て変えていれば安心なんでしょうが、
私のズボラ＆ケチな管理でも10年でここまでのものはこの1度きりでした。

（もちろん走行に関して注意レベルとディーラーから提案されたものは
他の車両や自身家族の安全のためメンテナンスを実施しておりました。）