プロが本気で作ってみる創作バンパーを、下手くそレポーターが解説する企画、前回はFRPの表面の加工をお伝えしましたが、今回は裏面の加工を見ていきます。
このブログを見て、プロの技術の凄さ、繊細さと拘りを感じていただき、今までDIYや加工をやったこと無い方が「やってみたい」と感じる意欲や切っ掛けとなれば大成功となります。
と言ってもこの方法は素人には難しすぎますが···
さあ、プロジェクトHの加工をして下さる銀二さんに敬意を表して私もレポートしていきますので宜しくお願いします。m(_ _)m
表面のFRP貼り付け後、1日乾燥させた後、表面を削ってパテを入れ込む作業風景です。
右下の機械を使って窪んだ部分がパテと密着するよう、表面にキズを入れる削り作業をします。
黒ずんだ部分がキズが入った跡です。
(黒の凹んだ部分を削ります)
粒々状のパテの入り込んだ様子が分かるでしょうか?
ほんとねじ込まないとこうはなりません。
コーティングもそうですが、しっかり密着させるには、やはり下地処理は大事であると感じます。
LINE、暫くお待ち下さいって···
あっ、お預けされた!🐶になった気分。
裏側もFRPを貼って表裏をサンドイッチ状態にして一体化させるのですが···
ここで、今までの作業を良くご覧の方は不思議に思われた事でしょう。裏側が凸凹してるのにどうやってFRPを貼り合わせるんだろうと?
元のジーノのバンパーの出っ張りが邪魔です。
実は、これをひたすら削ります。
⬆️👈️の出っ張りが削り取られ···
更に削ると白い物が出現。
実は最初に貼った一枚目のFRPが出てきたのです。
更にこの白い部分は、その上から二枚目で覆われてるので(画像では反対側の表面にあたります)、表面は既に一枚物のFRPで整形されてるのです。
⬇️左のグリル用の台座と元のジーノのバンパーがFRPで繋がってる事になります。
元のバンパー、グリルの台座と白いFRP部分が面一になるよう削った様子です。
ここまで進んだらいよいよこの上から一枚物のFRPを貼ります。
と、ここでFRPの硬化剤について。
一応説明書にはうんちくが書かれてますが、銀二さん的には、その日の気温、湿度に左右されるので日によって調整されてるようです。また、日向で作業すると硬化を早めるので、ダブルパンチで固まるので私が以前失敗したようになるようです。
銀二さんのように、プロであるならば多目に入れて速攻で固めるでしょうが、硬化剤は入れてしまえば少量でもFRPが固まるそうなので、素人はむしろ遅い方が良いので少な目で様子を見ながら作業が良さそうです。
(私がやると20分と持たずに硬化したFRP樹脂)
では戻りまして、ガラス繊維を
一枚物で切り抜きます。
バンパーとの一体感と強度を考えての事。
ですが、凹凸の部分も有るため、立体部分が折返しになることも考慮しての加工が必要です。
これが難しいそうで集中力MAXが必要ですね。
折返し部分はこの様に接着されるので非常に重要な部分となります。
(黒い部分が折返し部分)
形が崩れないよう、2cmほど狭めて硬化するのを待ちます。
グリルが入る部分のバリ取り風景と同時進行の「ジーノになあれ」のジーノくん···なのか?
実はアレでした。詳しくは⬇️
https://minkara.carview.co.jp/userid/3407976/car/3495666/7514224/note.aspx
上から見るとグリル面のアーチとバンパーのアーチが揃ってツルッツルです。
ツルツル、スベスベで頬擦りしたくなります。( *´艸)
そしてこの後、更に拘りの加工の応酬。
本来ウインカーとして使われていた円い枠の中身は、光軸調整が可能なフォグランプ仕立に!
更にクラシック系仕様でメッキパーツがたくさん付いてしまったにも関わらず、最初に出した要望の「ツルッと」を忘れてはいらっしゃいません。
メッキバンパーの出っ張りを極力抑えツルッと感も出すと言う拘りの二刀流技法。大谷翔平も真っ青です。
あっ、大谷選手、ホームラン王おめでとうございます。👏🎉✨😆✨🎊
そして、月曜日LINEからあの夕日のフェチ画像を送ってくれるとのことで待ってましたら、残業時間にこれを見ることが出来ました。
夕日をバックに笑ってます。
ディズニーのCGアニメ、カーズに出てきそうな表情です。(^_^)
それでは今回はここまで
次回は···なんだっけ?( *´艸)
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2023/10/07 06:05:28