未来のオーディオはどんな進化をするのか？

前のブログに続いて、高校時代の先生の話です。

タイトルは電子技術のアナログオーディオ回路の勉強をした後、先生がテストで出した問題です。
特に授業では説明も無かったので、先生の趣味で作った問題だったと思います。

正直、答えは思い浮かばなかったのですが、オーディオ部員として何か書かないとと思って、「さらにデジタル化が進む」と書きました。

1988年の事なので、CDがかなり普及し始め、若い方は知らないでしょうが、DATも発売されて、アナログレコード、カセットテープはそのうち無くなるだろうと言われてた頃です。

結果は三角になってました。
解答の説明では私の書いた答えが記憶に残ってたのか、「すでにデジタル化は終わってて、これからはもっと身近になって生活の中に入ってくる」と言う説明でした。

当時ウォークマン等の携帯カセットプレイヤーは有りましたが、現在は携帯オーディオプレイヤー、携帯電話、スマホ等手軽に聞けるようになりました。しかも端末で音楽をダウンロード出来るようになって、レコード屋（CD屋）に行く機会も少なくなりました。
記録メディアの大容量化で、CD等を入れかえる手間が無くなったのも大きいと思います。

やっぱり先生の予測の方がは正しかったなと思う反面、私の回答も正しいんじゃないかと思うのです。
mp3をはじめ、様々な圧縮技術でより多くの音楽が持ち歩けるようになりました。これはさらにデジタル化が進んだからでは・・・。

機会があったらラジオ博物館に行って、こんな話がしてみたいななんて思いました。
でも、覚えて無いだろうな。