そして8:30よりドライバーズミーティング。
一番最初に東日本震災の被災者の人々への1分間の黙祷をしました。
レースマシンや車検など非日常的なレースの雰囲気に気分が高揚していましたが、一瞬意識が日常に戻ります。正直な気持ち東北の現状を知っている以上、少し気が引けるのは確かにあります。
が、今日は我々にとって特別な1日です。
【思い切り楽しませてもらいますね】
それぞれに色々な思いがありますが、正解などないと思い、好きな事を思い切り楽しむだけかと・・・、私は思います。

エントリー代の一部は義援金となったとのこと。
確かに通常よりも地味な入賞賞品でしたね。
私らが楽しむ事によって被災地の人々に何らかの役に立てばいいのかなと。
黙祷後に、主催のカジオカさんよりルール説明。

昨年はロールバー装着車が事前に2周走りましたが、装着率が上がったので今年からは未装着車が2分ストップのハンディとなる事などや右回りの統一化やパドック内は1速20キロと安全面での制約が更に厳しくなっていました。
カジオカ軽耐久が大きな事故・怪我が無く継続出来ているのはこの安全意識のお蔭ですね。感謝!
今回はクラス分けでなく、33台全車混走でのレースなので、フリー走行が40分間ありました。
我ら#300チームを囲む2チームのうち#339YARチームはリアのジャダーと言うか跳ねが収まらずリヤの車高やショックの調整に余念がありません。
もうひとつの隣の#315T&Kチームは、クルマはすでに出来上がっているのか走行直前までクルマにはブルーシートを被せてノータッチでした。
ただ、朝からとにかくメンバーが集まって何やら打合せをしていました。
マシンもこのシーズンオフで、ロールバーをバルクヘッド貫通させたりとかLSDを装着していたりとか、並々ならぬ意欲を感じました。
我々#300マシンもこのシーズンオフで色々とメンテナンスする予定でしたが、結局昨年の最終戦からの変更は無し。
唯一のスペシャルチューンはチーム正直屋会長のエリカさんが3時間掛けてワックス掛けてくれた事・・・。
『ウチがワックス掛けたけぇね。ぶつけたらそのまま自走して帰ってもらうよ!』
と冗談とも本気とも付かぬエリカさんの微笑しながらの『檄』が飛びます。
結果、フリー走行の時間枠一杯使ってのウォームアップでした。
私としてもドライ路面+ロールバー装着での#300マシンは初めての為、色々トライしましたが仕上がりは上々です。
ウェット路面では唐突に流れるリアもいい感じです。
ソタもハマダも表情からすると手ごたえを感じているのでしょう、いい表情です。
次は予選です。
16台の激戦区の中でいったい何位になるのかと言うよりかは、ソタ・ハマダ、そしてtakatohと、3人のウチに誰が一番速く走るのかと関心はそちらの方へ・・・。
なんだかんだ言っても私には絶対の自信がありますが、何せ時間が限られています。
新品タイヤで20リットル以上の燃料を考えると、68秒台を目標にとしました。
Posted at 2011/05/02 16:08:10 | |
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