FWF.6 エリート

　ライトウェイトスポーツカーを稼ぎ頭としているロータスだが、その思想は当然、黎明期に開発された初のGTカー、エリートにも織り込まれている。モノコックボディがFRP製というのは、今見ても結構貴重な一台なのではないだろうか。

　この個体、1ケタナンバーである。まずそこが凄い(笑)そして狙ってなのかなんなのか、ひらがなは"ろ"。炉0足すには丁度いいわけだ。かなりコンパクトには見えるのだが、スポーツカーとしては最低地上高も高めに思えるというのは、このクルマがGTカーとして作られたから、なのだろう。

　とはいえ、何気にこのクルマ、ルマンで6回クラス優勝を果たしていたりと、何気に成績も良好。さらに言えば、FRPボディなので錆びる心配はあまりない？他のメカ的な部分は気にするにしても、これは結構、付き合いがしやすい一台なのかもしれない？…いやいや、色々と他の部分が大変とも聞きますし。